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「子どものカウンセリングってどんなことをしているの?」不登校、発達障害のお子さんのカウンセリング

Branchオンラインフリースクールでは様々な発達や不登校についての悩みや課題について話し合われています。
今回は「子どものカウンセリング」についてオンラインフリースクールで話し合われていた内容について記載します。

発達障害が理由で二次障害があったり、いじめなどの理由で学校に行けなくなったり、様々な理由で保護者の方が「子どもにカウンセリング受けさせようかな?」と思ったり、周りの方に「カウンセリング受けさせた方が良いのでは?」と言われる場合があります。

そんな時に、気になる内容をまとめました。

目次

カウンセリングとは

相談に来た人が自分の気持ちや感情をよく理解して整理できるようになることを目的として、丁寧に話を聴いたりすることを意味します。

まだ幼かったりして言葉でうまく表現できない場合に、遊びや創作などを通じて、気持ちをアウトプットして整理する場合もあります。

更に、このカウンセリングの中で見つかった課題を元にワークに活用することもあります。

最初に

子どものカウンセリングはどんな場所で実施されているのでしょうか?

まず最初に行くと良いのは

  • 役所の子育て相談窓口

です。
役所には多様な団体の情報が集まりますので、最初相談してみると良いでしょう。

また、注意点として下記があります。

  • カウンセリングには合う合わないがあるので、必ず口コミを調べる

口コミの調べ方はGoogleで「施設名 口コミ」で出てきます。
カウンセリングと言っても実施してくださる方は様々ですし、お子さんのお困りごと何なのかによっても支援先は異なってきます。

実際に伺う前に、口コミで良し悪しと、ご自身のお困りごとの解決にあってそうかは調べておくと良いです。

また、カウンセリングを受けるタイミングも大事です。

要は

  • 子どもがカウンセリングを受けても良い精神状態になっているか

が大切です。

親である自分が心配だからとか、周りに言われたからなどの理由で、本人が嫌がっているのに連れて行ったり、だまして連れ行ったりなどをすると、継続してカウンセリングは受けられなくなります、親子間の信頼関係を損ねることになります。

「子どもの目線に立ってカウンセリングに行く」という事を忘れないようにしましょう。

カウンセリングにおける守秘義務について

また、もう一点注意点なのが

  • カウンセリングは一般的に守秘義務があり、話した内容は親であろうと開示されない

ということです。

もし、子どもの話した内容を知りたければ最初から同室して話を聞くことにしましょう。

まれに病院などの口コミで

「親なのに、カウンセリング内容を教えてもらえなかった。あの病院はヤブだ。」

というようなことを書かれていることがありますが、逆にこの病院は良い病院です。

中には親からの虐待などがあって、カウンセリングを受けている場合もあります。

「どんなことでも話した内容は外部に漏れない」という安心感がカウンセリングを受ける上でのベースになるのです。

年次で切り分けるのも難しいですが、お子さんのことを考えると思春期以降は保護者の方も退室して、お子さんとカウンセラーの方だけで話をしてもらい、お子さんのプライベートを守る方がお子さんの心身には良いでしょう。

どんな場所で実施しているか

子どものカウンセリングは下記のような場所で実施しています。

  • 児童相談所
  • 病院(小児科、心療内科、精神科)
  • スクールカウンセラー
  • 療育センター
  • 心理科のある大学

言葉ではうまく表現できないとか、発達に関する見通しなども今後考えていきたいという場合は下記のような場所もあります。

  • 放課後等デイサービス(特に小規模で個別対応できる事業所)
  • プレイセラピー

Branchの保護者さんの場合

今回は、Branchオンラインコミュニティで「子どものカウンセリング」について話し合われた内容を一部抜粋します。

お子さんのカウンセリングはしていますか?どのように見つけましたか?

保護者

皆さんに質問です。 お子さんのカウンセリングってされていますか?

うちの小学校のスクールカウンセラーは、基本は親が相談することという決まりがあり、子どもは直接はカウンセリングしてくれないそうです。

母子分離不安がある小3女子、親戚からカウンセリングに行った方がいいのでは?と言われまして。

もしお子さんのカウンセリングされているようでしたら、どのように見つけたかも教えていただけたら嬉しいです。 よろしくお願いします!

保護者

うちの長男(中1)は先月初めてカウンセリングを受けました。

気に入ったらしく、今月も自分から行くと言って30分ほど話してきました。 近所の小児科で受けています。

親子どちらでも大丈夫で、我が家は親子で通っています。 先に通っていた友達が良かったという話を聞き、先に私がお世話になり、先月から長男も行き始めました。

不登校、発達障害についてよく理解していらっしゃる先生で、否定しないで聴いてくださるので、長男も安心して話せているようです

ちなみにWISCもこちらで受けました
でも、これは本人が行くと言い出すのを1年半ほど待った結果で、本人とこちらの声かけのタイミングがたまたま合っただけみたいな感じだと思います。声はかけ続けていましたが、これまでは行かないの一点張りだったので。

初めての場所で初めて会う人に、自分の話をするというのは繊細なお子さんにとってなかなかハードルの高いことかなと思うので、○○さんのお子さんにも会う場所や人が見つかると良いなと思いました

保護者

小3の息子が不登校です。
我が家は、今かかりつけの小児科の発達外来で月1親子で話を聞いてもらっています。 (息子は私の用事について来たついでに先生と少し話をしている位の感覚だと思います…)
今までいくつか利用して来たことがあるのでシェアします。

①市の子育て相談窓口
不登校になってから何度か電話相談をして、その後家に息子の様子を見に来てくれたことがありました。息子には「私たち息子君のお友達だからよろしくね」と息子の話を沢山聞いてくれました。息子も「またうちに来ても良いよ」と言っていました。 友人は月に数回定期的に自宅に来てもらって親子で話を聞いてもらっていました。

②スクールカウンセラー  
我が家は就学前から発達の病院に繋がっていたのですが、ちょっと合わないと思うところがありスクールカウンセラーの方に相談したところ病院の情報を教えてもらえました。相談するとカウンセリングについても教えてもらえるかもしれないです。

市役所の相談窓口は友人に教えてもらって電話したのですが、正直かなり勇気がいりました。
ですが、今まで利用した中でとても良かった相談先と感じています。担当の方との相性が良かったというのが大きいかも知れませんが、困った時に役所に相談するのもありなんだなと思える経験でした。

保護者

今中3の息子は、幼稚園時代に通っていた療育センターについていた心理療法を受けていました。 (5歳〜12歳くらいまで受けていました。)

たまたま先生とは相性が良くて、先生が育休などでお休みだった以外はずっとみてもらえていました。
月1くらいのペースで高学年からは長期休みや悩みがあるときのみ受けていました。

良かった点は
①WISCなどもそこでその先生にやってもらえたので本人が安心できて行えた。
何か学校で嫌なこと辛いこと不安があれば心理の先生にお話ししたら良いと思い、切り替えしやすくなった。
③好きなおもちゃで遊びながら、楽しみながら気持ちを丁寧に聞いてくれたり、共感してもらえた。 その中からルールや人の気持ちも丁寧に伝えてもらえたり、気持ちの温度計など色々とやってもらい、それはかなり有効だった。
④息子は個別だと情報が入りやすく吸収しやすかったこと、元々気持ちや心理に興味があり好きだった、作品を先生に見せるのが毎回嬉しかったなどで心理療法をしたいと思えていた。

デメリットとしては、相性が良い先生ではないと続かない気がした。料金が保険がきかず高い。くらいでした。

小学校高学年〜現在は何かあれば担任の先生に相談できたら安心できたので、それでやっています。

息子は療育センターについてるとこでしたが、個人でやっている心理カウンセリングもあるようで、地域で評判が良さそうな所があればトライしてみたり(まずは親が話を聞いてみたり)、親だけがカウンセリングを受けながら子供への対応を聞いて親が実践している話しも聞きました!

また近隣に心理科のある大学がある所があれば、もしかしたら大学が地域に向けてカウンセリングルームをやっているところもあるかもしれません!

良いところがあると良いですね。

※Branchでは、家族以外の人との関わりが減ってしまった不登校や発達障害があるお子さま達が自分の「好きなこと」をきっかけに安心できる居場所や、友達ができるようなサービスを運営しております。

もっと詳しく知りたい 》

カウンセリングに行くのに、どのように声がけすれば良いですか?

保護者

小3の息子が今年3月より不登校です

療育センターに今回はじめて息子も連れて相談に行く予定なんですが、今は本人が外出がとても苦な時期で、今まで発達障害も疑ったことがないような子でして、どう声をかけて連れ出そうか考えています

初回、このような面談に皆さんはどうお子さんに声をかけていらっしゃったのか、お聞きしたく質問させて下さいm(__)m

保護者

はじめての場所や人だと緊張しますよね
そしてまだ外出も辛い時期ですよね。

お子さんも本当は行ったほうがセンターの先生的には良いんだと思いますが、今は外出や新しいことを無理させなくても事情を話してお母さんだけでも良いかと思われます。

もし連れて行く場合ですが。事前に療育センターの外観や中の写真を見せてみたりして気持ちを確認してみるのはどうでしょうか? 例えば診察室には入らないでここで待ってるならできる!とかができそうなら初日はそこまでとか、、スモールステップで診察室に入れるまでゆっくりゆっくり。本人が入っても良いと感じたら入るなど。

また療育センターにちょっとしたプレイルームなんかがあればその写真を見せて、ここで遊ぶこともできるよ!とか、、何か楽しそうなことがあると少し違うかもですね。 楽しい場所だと思えたら良いですよね

はたまたどんなことをするのか時間はどのくらいなのか見通しをざっくりでも事前に教えてあげるとか。 まずは受付→◯分くらい待つ→先生と気持ちのお話しをする(けど緊張するなら話さないで大丈夫だよ。診察室入らなくて良いよとかも話しておく。)→帰る。など…書いてあげて流れを見せるとか。

それでも難しいなら無理はさせなくても大丈夫かなと思います。お母さんもお辛い時期かと思いますがご無理されずに

保護者

うちの中2息子、年長の時から療育センターに通っています。
年長から小6までと、中1から現在、同じ系列の療育センターですが2ヶ所経験しています。 どちらも待合室にプレイルームがあります。 診察室にもおもちゃやマンガがあったり、ゲーム機も持ち込みOKです。

療育センターなので、機能訓練室やカウンセリング室もあり、そちらはSwitchやボードゲームなど貸出OKです。 事前にセンターの方に「連れていけるかどうか不安」と相談すれば、看護師さんや心理士さんの具体的なアドバイスが聞けると思います。

まずは安心できる場所、そして信頼関係を作ることが大事なので、無理しない、させないのが一番だと思います。 当日家を出られたらOK!くらいの気持ちでいると、少し楽になりますよ
もし出られなくても「行きたくないという気持ちを教えてくれてありがとう」と言ってあげたいですね。

最後に

まずは「今カウンセリングを受けるべきか」をお子さんのために考えてから受けるのが良さそうです。もし今ではないとなった場合、いったん保護者の方だけで相談してきて相談先を増やしておく方法もあります。

また、Branchの保護者さんはカウンセリングをした場所でWISCも受けている方が多く、その場所に対して安心感を感じて継続的に通所できると、先につながるので良いですね。

————–

Branchでは、発達障害や不登校に関する情報を発信しています。

気になった方は、過去の記事もぜひご覧ください。

発達障害や不登校の子の「友だちができる。安心できる居場所」とは?

Branchでも1つの解決策として、不登校・発達障害があるお子さま向けの「学校外で友だちができる」オンラインフリースクールを運営していて、以下のような特徴があります。

  1. 同じように「発達障害」や「不登校」で悩まれている保護者の方達がなんでも自由に悩みや困りごとを相談できる安心できるコミュニティや、家族以外の人との関わりが減ってしまった不登校のお子さま達が自分の「好きなこと」をきっかけに安心できる居場所や、友達ができるようなサービス。
  2. NHKや日テレなど多くのメディアにも紹介され、本田秀夫先生との対談や、厚生労働省のイベントの登壇実績もあり、サービス継続率は約95%以上。
  3. 小学校低学年のお子さまはもちろん、どんな子でも楽しく参加できるようにスタッフがお子さま一人ひとりに寄り添ったサポートを徹底。

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Branchオンラインフリースクールは1ヶ月無料体験ができるので、ご利用を迷われている方は一度お気軽に無料面談予約をお申し込みください。

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 自分の「好き」から 遊べるイベントが盛り沢山

 特性に沿ったお子さまのサポート方法をスタッフが一緒に考案します

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ライター/著者プロフイール

中里 祐次のアバター 中里 祐次 代表取締役

Branch代表。早稲田大学卒業後、㈱サイバーエージェント入社。子会社の役員など約7年勤めた後にサイバーエージェントから投資を受ける形で独立。自分の子どもがレゴが好きで、東大レゴ部の方に会いに行った時に目をキラキラさせていたのを見てこのサービスを思いつきました。好きなことは、漫画やアニメを見ること、音楽を聞くこと、サウナ、トレイルランニング、かなり多趣味です。Branchの子どもたちに鍛えられて子どもが好きな遊びはたいていできるようになりました。

会社概要

Company

社名

株式会社WOODY


代表取締役

中里祐次


設立

2013年11月11日


所在地

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Sodacco 2T02


株主

㈱サイバーエージェント、㈱ウィザス、ANRI、レジェンドパートナーズ、笠原健治氏、乙武洋匡氏、佐藤裕介氏、古川健介氏、中里、その他エンジェル投資家


会社概要

Company

社名

株式会社WOODY


代表取締役

中里祐次


設立

2013年11月11日


所在地

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Sodacco 2T02


株主

㈱サイバーエージェント、㈱ウィザス、ANRI、レジェンドパートナーズ、笠原健治氏、乙武洋匡氏、佐藤裕介氏、古川健介氏、中里、その他エンジェル投資家


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