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不登校は問題行動?息子が学校に行ったら、周りの友だちから登校刺激があって困ってしまった

不登校は問題行動?息子が学校に行ったら、周りの友だちから登校刺激があって困ってしまった

「不登校の息子が学校に行ったら、周りの友だちから登校刺激があって困ってしまった」という相談が発達障害や不登校の子が集まるBranchのオンラインコミュニティに投稿されていました。


この記事は、行き渋りや不登校のお子さんのいるご家庭に向けて、同じようなことがあった場合に、どのように対応をしていけば良いかを書いた記事になります。

目次

不登校の息子が学校に行ったら、周りの友だちから登校刺激があって困ってしまった

先日、長男が初めて「なんでも相談室」(※1)に学校のことを投稿しました。

これまで、他の子の投稿を目にするたびに、自分の気持ちを言語化して、さらに他の人に相談できるなんてすごいなぁと思っていました。迷いがありそうな時、「なんでも相談室で聞いてみたら?」なんて声をかけることもあったのですが、「うーん…」と。

なので、今回、本人から「僕、相談できたよ」と聞いてとても嬉しかったしビックリしました。みんなから影響を受けて、ひとつ生きるうえでのスキルが習得できたのかな、と。

それで、今回、その内容を受けて、教えていただきたいことがあります。

長男の投稿内容は、学校にひさしぶりに行ったら、友達から「なんで学校に来ないの?」「明日も来てね」などの言葉をかけられて、困ってしまったというものでした

先生方には、年初の面談で登校刺激はNGと伝えてあって、それを守ってくださっています(そのはず)。

今回は子ども同士の会話で、私としては、本当に疑問に思ってるから悪気なく尋ねてくるし、単純に来てほしいから「来てね」と言うんだと思います(なかには、意地悪で言う子もいるのかもしれませんが…)

先生から、「言われると困ってしまうから、言わないでほしい」と伝えてもらうことはできるだろうけど、それでも言う子は言うよな〜と。
(本人にも確認すると「それはいい」と)

それに、言われるのが嫌なわけじゃなくて、反応に困るということだったので、また今度言われた時に、どう返答するか決めておいたら困らないかな?など話をしました。

・質問
このように、お子さんと、友達から登校刺激があった場合の対応を話し合われたことがあれば、経験談をお聞きしたいです。

※1:Branchオンラインフリースクール内にある、子どもがなんでも相談して良いDiscordチャンネル。自分の気持ちについての相談から、ゲームやPCについての相談まで、日々投稿されている。

周りの方からお子さんが登校刺激されたことはありますか?(「なんで学校来ないのと言われた」など)どのようなことがあったかと、その際にどのように対処したか教えてください。

  • 「何で毎日来ないの?」「何でママも来るの?」とお友達から言われました。そりゃそうだよね、みんなと違うんだからねと思って、「匂いや、大きな音やざわざわする雰囲気が苦手で、胸が苦しくなっちゃうんだ。だから休み休み少しずつなんだ。」とか言ったように覚えています。子供は素直で、「そうなんだ、じゃ、小さい声で声かけるね。」と返してくれました。もちろん、「わぁ!やった!今日は来たんだね!」と大きな声で大歓迎してくれる子もいますが。それはそれで嬉しい悲鳴ですね。
  • クラスメイトの男の子に「なんで学校来ないの?」と言われて「うるさい!」と言って帰ってきたそうです。前は言い返せなかったので、本人の中である程度開き直れるようになったようです。
  • 幸いなことに、「どうして来ないの」とか「ずるい」といった言葉を掛けてくるお子さんはいません。ただ、1時間目だけ、給食だけなどで顔を出した時には、「もう帰るの?」「次はいつ来るの?」と聞かれることはあります。
    大抵子どもは無言で固まっているので、私が「そうねーいつかなー」「またねー」と適当に流して、やり過ごしています。
  • まだ不登校初期の頃(小学1年生の冬)、学校からのお手紙と一緒にお当番の生徒が一言書いてくれていたのですが、ある日「ズル休みって本当?」と書かれているのを私が見つけ、とてもショックで涙が溢れました。
    学校へ電話して、担任・学年主任・専任・私で面談を行い、先生方からお詫びを受けました。
    担任は全く信用できない先生だったので、他の先生方の前でこちらの状況や気持ちを伝え、生徒達にどう伝えたら良いかを話し合いました。当時の私はまだ混乱状態だったのですが、専任や学年主任が「一見元気に見えても、目には見えない不調もあるという事を丁寧に伝える」と寄り添ってくださった事が、私には有り難かったです。
    あれから5年弱が経ちましたが、今ならもう少し自信を持って「自分に合った環境で、自分なりの学びや経験を積んでいる」と言えるかなと思います。

不登校は問題行動?

直接のお友だちからの声がけに対しては、お子さんにはどのように答えればいいか明確に教えておくと良いと思います(「ずっと学校にいると疲れちゃうんだ」「ざわざわが苦手なんだ」など)。

まれに学校側が「不登校は問題行動である」と捉えていて、そういった風土を助長してしまっている場合があります。

日本とアメリカで校長経験があり、現在は三鷹市教育支援推進委員会委員や埼玉県戸田市CSディレクターなど様々な学校現場に関わっているをされている福田晴一さんにお聞きしました

「不登校、つまり「長期欠席児童・生徒調査」ですが、これは、昭和41年(年刊50日以上)から実施されています。

学校現場では、5月1日の「学校基本調査」、「公立学校統計調査」、そして「問題行動調査」の三つがあります。
対応は、教頭(副校長)です。

学校には似たような調査が多く、一本化してほしいという思いもあり「長期欠席児童・生徒調査」を単独で実施するより、「問題行動調査」に上乗せした背景があります
それゆえ、「問題行動調査」の中に「長期欠席児童・生徒調査」があるので、「不登校=問題行動」という図式が、現場に長年染み付いてしまった一面があると思います。

最近の若手管理職の方は、不登校に対する認識も昭和の管理職とは違い「不登校=問題行動」とは思っていませんが、まだ特に地方の場合は「不登校=問題行動」と捉えている管理職の方がいるのが現実です。」

もし、そのような風土を感じた場合、保護者の方としてはつらいことですが、丁寧に学校側に話していく必要があります。

その場合は、教育機会確保法について伝えると良いでしょう。
この記事を参考にしてみてください。

発達障害や不登校の子の「友だちができる。安心できる居場所」とは?

Branchでも1つの解決策として、不登校・発達障害があるお子さま向けの「学校外で友だちができる」オンラインフリースクールを運営していて、以下のような特徴があります。

  1. 同じように「学校行きたくない」という気持ちを抱え、家族以外の人との関わりが減ってしまった不登校のお子さま達が自分の「好きなこと」をきっかけに安心できる居場所や、友達ができるようなサービス。
  2. NHKや日テレなど多くのメディアにも紹介され、本田秀夫先生との対談や、厚生労働省のイベントの登壇実績もあり、サービス継続率は約95%以上。
  3. 小学校低学年のお子さまはもちろん、どんな子でも楽しく参加できるようにスタッフがお子さま一人ひとりに寄り添ったサポートを徹底。

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Branchオンラインフリースクールは1ヶ月無料体験ができるので、ご利用を迷われている方は一度お気軽に無料面談予約をお申し込みください。

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ライター/著者プロフイール

中里 祐次のアバター 中里 祐次 代表取締役

Branch代表。早稲田大学卒業後、㈱サイバーエージェント入社。子会社の役員など約7年勤めた後にサイバーエージェントから投資を受ける形で独立。自分の子どもがレゴが好きで、東大レゴ部の方に会いに行った時に目をキラキラさせていたのを見てこのサービスを思いつきました。好きなことは、漫画やアニメを見ること、音楽を聞くこと、サウナ、トレイルランニング、かなり多趣味です。Branchの子どもたちに鍛えられて子どもが好きな遊びはたいていできるようになりました。

会社概要

Company

社名

株式会社WOODY


代表取締役

中里祐次


設立

2013年11月11日


所在地

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Sodacco 2T02


株主

㈱サイバーエージェント、㈱ウィザス、ANRI、レジェンドパートナーズ、笠原健治氏、乙武洋匡氏、佐藤裕介氏、古川健介氏、中里、その他エンジェル投資家


会社概要

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社名

株式会社WOODY


代表取締役

中里祐次


設立

2013年11月11日


所在地

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Sodacco 2T02


株主

㈱サイバーエージェント、㈱ウィザス、ANRI、レジェンドパートナーズ、笠原健治氏、乙武洋匡氏、佐藤裕介氏、古川健介氏、中里、その他エンジェル投資家


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