発達障害のお子さんには付き物と言っても良い偏食について。
今回はBranchの保護者の方にお子さんの偏食について工夫していることを聞いてみました。
どんな風に工夫しているか、どのような対応をしているかを整理して下記にまとめています。
気にしない、余計なことはしない
小さいうちは偏食を気にしていましたが、みじん切りなど工夫しても分かってしまいます。今は私の気が向いた時に食べられそうなものを、「味見してみて」と声をかけて食べられる物は食べています。好んで食べられる物をしっかり食べてほしいので、余計なことはしないです。
嫌いなものを無理強いしないことが大事だと思います。私自身が食べたいものは息子に合わせず楽しんで食べています。食事や食べ物の栄養素についてお互い落ち着いているときにちょこちょこ説明して興味をもってもらえたらいいなって思っています。
偏食があっても、本人のペースに任すと、食べ慣れないものを時々チャレンジしてくれます。本人がしんどくないようにサポートする方が、かえって食べれるものが少しづつですが増えています。
昔は「少しでもいいから食べなさい」と言っていましたが、ここ2、3年くらい前から無理に食べさせるのをやめました。最近は自分から、苦手な物や食べたことの無い物にチャレンジするようになりました。他のおうちにお呼ばれしたときに「苦手なので、減らしてくださいor残してもいいですか?」と言えるように家で練習しています。
最初は少し頑張ってレシピを考えたりしたが、今は本人の食べたいものを食べさせています。果物、野菜はジュースから摂ってます。
食べられるものに栄養素を混ぜる
食べられるものに栄養素を混ぜています。例えば、ご飯炊くときにアマランサスやにがり、サプリ米などを入れます。ハンバーグやパンケーキ等におからパウダーやプロテインを入れる、など工夫しています。
食べられたらOKと思っています。食物繊維や鉄分補給のために、白米に玄米+もち麦を混ぜて炊いています。食感や味が好きなようで、食べてくれています。野菜や魚は食べられるものをメインに、たまに新しいものを紹介してお味噌汁に入れてみたり、一口食べてもらったりしています。やっと「一口食べてみて」を受け入れてくれるようにりました。少しずつですが、年々食べられるものの幅は広がっています。
味噌汁、スープなら好きなので、具沢山にして、味に変化をつけるようにしています。
食べたい時を見つける、食べたいものを見つける
興味を持った時点で即座に与える。例えばTVにカツ丼が出て「食べてみたい」と言ったらすぐに準備します。
なんでも一応食べてみるか聞いてみます。拒否したらすぐ下げます。1ミリでも食べられたら褒めます。
外食でおいしかったものをヒントにしています。サイゼリヤのほうれん草炒めが大好きなので真似っこして作る、温野菜で濃いめの鍋タレなら野菜を食べるので醤油豚骨鍋をつくるなど。が、基本的には無理せずがんばらず、今健康だしまあいっか…と思っていて、好きでないものを出すときは個皿でなく大皿で出し、一口食べたらラッキーくらいに思ってます。
自分で作ってもらう
自分で作らせてみます。調理の過程で少しでも関わらせてみます。
偏食は基本的に気にしすぎないで食べられるものから食べていくことが大事そうですね。
また、学校での給食が食べられない場合、別途記事も書いておりますので参考にしてみてください。
子どもが「学校で給食を食べられない」とき、家庭と学校はどう連携する?学校への「合理的配慮」の求め方を考える
発達障害や不登校の子の「友だちができる。安心できる居場所」とは?
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