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発達障害・不登校の子向けのフリースクール「Branch room」(東京都渋谷区代官山)

東京都渋谷区代官山にある「Branch room(ブランチ ルーム)」は、発達障害・不登校のお子さま向けの、新しいタイプのフリースクールです。

スタッフと1対1の環境で、お子さんの好きなことを、好きなだけ追求できます。
手の伸ばしやすい位置にたくさんの遊び道具が置いてある中で、お子さまに遊んでもらいながら、「好きなこと発見シート」でお子さまの「好き」を発見することができます。

【月額2万円の調査協力金の支給対象です】

Branch roomでは、東京都の「フリースクール等に通う不登校児童・生徒支援調査研究事業」において、調査協力および調査協力金の申請に対応しています。2022年度の実施実績あり。対象は、都内公立小・中学校等に在籍する不登校児童・生徒となります。

▼動画で雰囲気を知りたい方はこちら

Branch roomでスタッフとお子さんが実際に遊んでいる様子を映像にまとめたものです。

目次

Branch roomの基本情報

対象年齢は、5歳~中学3年生です。
スタッフと1対1の個別対応で、利用中は他のお子さんはお部屋にいない状態です。

こんなお子さんたちが利用しています。

  • 集団の場所が苦手だったり、いろんなことに興味があったりして、なかなか合う習い事が見つからない
  • 好きなことにとても詳しくて、周りに分かってくれる人・話ができる人がいない
  • 外出や人と関わることは苦手だけれど、安心して好きなことができる場所になら行きたい

Branch roomでは、お子さんがその時に「好きなこと」「やりたいこと」を通して、思いっきり遊び、学び、コミュニケーションをはかっていきます。
お子さんの興味と意思を尊重し、スタッフが一方的に教えたり指導したりすることはありません。

教室には、ボードゲーム、パズル、図鑑、レゴ、工作・手芸用品、科学実験の材料、iPad、Nintendo Swich、プロジェクター、ドローンなどがあります。

  • 住所:〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9−10 Sodacco2T02
  • 営業時間:月~日 10:00-19:00 (予約のない時間は施錠しております)
  • 問い合わせ先:こちらより面談を申し込み頂き「Branch roomの体験予約をしたい」とお伝えください
Branch roomの様子

Branchのコンセプト

Branchは、発達障害や不登校のお子さんの好きなことを見つけたり、好きなことができる環境創りをするサービスです。

発達障害とは、先天的な脳機能の発達の凸凹(でこぼこ)と、過ごす環境や周囲の人とのかかわりのミスマッチから、生活のさまざまな場面で困難が生じる障害のことです。

発達障害のあるお子さんは、その困難さが周囲から見えにくいゆえに、背景要因の理解が得られないまま「やってはいけない」「やめなさい」「静かにしなさい」「落ち着いて」などと叱られたり、社会に適合することを強いられたりすることが多くなりがちです。そうした状況が続くと、子どもも自分を責めてしまい、自己肯定感が低くなるリスクが高くなると言われています。こうした背景から、発達障害と不登校の重複率も高くなることが知られています。

※参考記事:不登校と発達障害の重複割合は?医療機関・教育機関の調査・統計から見える傾向

しかし、子どもたち一人ひとりの生まれながらの凸凹、個性をありのままに受け止め、その子の得意なこと・好きなことを一緒に見つけたり、それを応援する機会や環境があれば、発達障害や不登校の子どもたちも、自分に合った学び方・生き方を見つけられるはすでず。

参考記事:発達障害・不登校の子どものために、保護者ができること。知っておきたい考え方と相談先

お子さんの「できないこと」「ダメなところ」などのマイナス面を見るのではなく、お子さんの「好きなこと」「得意なこと」などのプラス面を見つめることで、一人ひとりが自信を持って生きられるよう応援していきたいと思っています。

それが、「好き」で自信を創り、「好き」で社会とつながる というBranchのビジョンに込めた思いです。

Branch roomのサービス概要

Branchを立ち上げてから今日に至るまで、サービス利用の際には保護者の方と必ず事前に面談をさせていただいています。

面談とサービス提供を重ねるなかで、発達障害・不登校の子どもと家族の「課題」「お困りごと」は、大きく下記の3つに集約されることが分かってきました。

1. 発達特性により、社会とのつながりが薄くなっており、子どもの自己肯定感が低い
例:子どもが毎日「死にたい」と言っている、自傷している、など

2. 子どもの好きなことを伸ばしていきたいが、独特な感性や衝動性の高さゆえに受け入れてくれる場所がない
例:折り紙以外に興味ない、人が話しているのを聞いていられない、など

3. 保護者が悩みを相談できる人がおらず、つらさを抱えてしまっている
例:同じような悩みを持つ人達が周りにいない、見通しが立たない不安・孤独感がつよい、など

私たちはこういった課題に対して、下記のようなサービスで解決策を提示しています。

1. 1対1で子どもの好きなことを好きなだけできる場所を作る

今はオフライン/オンライン両方でサービスを提供していますが、Branchのサービスは基本的に大人1人と子ども1人で行われます。

そのため子どもが「これやりたい!」となった時に、そのすべてを叶えられます。

「○○くんはやりたくないって言っているよ?」「みんなに付いていこう」「今はみんな違うことやってるよ?」などの理由で止める必要がないのです。
発達特性のあるお子さんは様々な理由で普段から「やりたいことができない」環境に置かれており、それがストレスになっていて自己肯定感が下がってしまっているのです。

まずは、1対1で遊ぶことでやりたいことを好きなだけできる環境を作ります。

2. 「好きなこと発見シート」

「好きなこと発見シート」という、その日お子さんが実施した内容や、お子さんの特性や好きなことに対するコメントを記載したレポートをお渡しします。

好きなこと発見シート

ご家族だけでは見えなかった第三者視点を入れることにより、よりお子さまの深い理解につながります。

3. 発達障害や不登校について相談できる保護者コミュニティ / ご家族と一緒にお子さまの好きなことの理解をすすめる環境づくり

発達障害についての相談、不登校についての相談、普通に暮らしていると中々相談できる方に会えないかと思います。
また、専門的にことについてはお医者さまに相談できるかと思いますが、「他のご家庭はこういう時にどうしているのだろう?」というようなことは、ご自身で情報を探すしかないと思います。

Branchのオンラインフリースクールは発達障害・不登校のお子さんのいるご家庭向けとしては日本最大級のご家庭数です。且つ、そのほぼすべてのご家庭が「発達障害や不登校についての困りごとを抱えている(抱えていた)」ので、相談すると非常に共感して相談にのってくださいます。


発達障害の子どもが癇癪で暴力をふるってくる場合、どうすればいいか
子どもが嫌になる時。自分だけじゃないと知るのが第一歩。

保護者会で話し合ったり、Sukilogという会員だけが読めるサイトで学んだり、オンラインチャンネルの中で相談したり、いまでは保護者さん同士がオフライン/オンラインで会ったり話し合ったりする機会を作っています。

またBranchでは、お子さまの好きなことを、ご家族も一緒に楽しんだり理解していくことを推奨しています。やはりお子さまは1番身近なご家族が自分の好きなことを分かってくれることがとても嬉しいものです。ただ、ご両親からしたら自分が幼い頃に比べて遊んでいることも違いますし、当然年齢の差で興味範囲も違うので、すべてを理解することは難しいと思います。

それでも、スタッフやメンターと一緒に遊んだり学んだりする機会を作ることにより、とっかかりだけでも分かっていると、お子さんとのコミュケーションは円滑になります。

例えば、お子さんが好きなアニメを全く知らないのと、出てくるキャラクターの名前を少し知ってるのでは、お子さんが感じる親近感は違うのです。

最もこの事例で特徴的なのは、オンラインで実施している「保護者ゲーム会」です。

今のお子さんが遊んでいるようなゲームは3Dでゲーム酔いしやすいものも多いですし、基本オンラインですし、ゲーム内のルールなども、私たち親が子どもだった頃に比べると格段の変化をしています。それをご家族だけで理解しようとするのはなかなか難しいですが、他の保護者の方やスタッフと一緒に遊ぶ機会があれば、ハードルは格段に下がると思います。

ケース紹介:Branch roomではどんなことをしているの?

小学校低学年のAくん:工作から、マインクラフトやゲーム作りへ!

5歳の時からBranch roomに通っているAくん。
とても優しい反面、繊細な部分があり、自分のペースを守ることが大事なお子さんです。
はじめはサッカー盤、ピタゴラスイッチ、レゴなどで、自由な創作やストーリーのあるごっこ遊びを楽しんでいました。

その後、大好きな船や飛行機を工作で再現し、難しいペーパークラフトにも挑戦していきました。

最近は、「BLOXELS」というアプリを使ったゲーム作り、マインクラフトでの建築や装置作りに熱中。
攻略本を参考にしたり、スタッフと一緒にコマンドを入力したりしながら、作りたいイメージをどんどん実現しています!

マイクラでバリアブロックを扱うAくん

小学校高学年のBちゃん:ブームが変遷しながら知識が深まる!

幅広いことに興味のあるBちゃん。
興味の対象は、言語・文化・宗教・歴史・国際情勢・音楽・美術・ヘルスケアなど多岐にわたり、YouTubeやブラウザ検索からものすごい量の知識をインプットしています。
スタッフとの会話を通して新たな疑問や関心がうまれ、リサーチ内容も変化していきます。

そして最近は特に、表現や創作といった「アウトプット」がぐんと広がっています。
ウクレレやピアノの演奏、DTM(音楽制作)、iPadのアプリを使ったデッサンや漫画作り、動画編集などなど…。

一見すると思いつくままに取り組んでいるようなのですが、ある時“ピカーン!”と知識が繋がる瞬間があり、ものごとを深く考えたり多面的に捉えたりできるようになってきました。
ブームはどんどん変遷しますが、ブームが再来すると、以前は難しくて断念したことがいつの間にかできるようになっていたこともありました!

YouTubeを参考に楽器練習するBちゃん

中学生のCくん:1人のスタッフとの信頼関係から、関わる人の輪が広がった!

中学1年の後半から不登校のCくん。
好きなものは、ApexLegends、ROBLOX、YouTube配信、アニメ・漫画・小説など。
一度ハマるとかなりやり込む気質で、ゲームの細かい仕様や背景となる知識も網羅しています。

Branch roomの時間は、スタッフと一緒にアニメの話やゲームのマルチプレイをします。
好きなアニメのどんなポイントが面白いと感じてオススメなのか、ゲームで上達するには順番にどんなことを積み上げていったらいいのか、言語化して説明してくれるのがとても上手です。

はじめは特定のスタッフのみで担当していたのですが、信頼関係を築けたことで「Branchならどのスタッフでも安心」と思ってくれたようで、今は3~4人のスタッフの中から予約してくれるようになりました。

Branch roomでゲームに取り組むCくん

「好きなこと発見シート」について:スタッフはどのような視点で子どもをみているの?

Branch roomでは、お子さんのもっている「好き」「得意」の種を、お子さんの行動、言動、遊んでいる姿…etcを通して見つけていきます。

様々な角度からお子さんの特性や「好き」をみていきますが、主にこれら3つの考え方を参考にしています。
①認知特性 
②MI(多重知能)
③思考スタイル

これら3つを複合的に知ることで、お子さんの「好き」「得意」をより深く知ることができます。
また、どういった方法を用いればお子さんの持っている力が発揮されやすいかを見つけることもできるようになります。

プログラム中は、写真のようにお子さんの姿を多角的な視点でみていきます。

Branchスタッフが観察する視点

「好き」を大切にする、スタッフのルール

こちらがスタッフのグランドルールです。

・子どもの好きに興味を持つ。子どもの世界に入り込む。
 →子どもの目線や関心に視点を合わせてその子だけの世界に入り込みます。

・好きを誘導しない
 →「ゲームをやめさせて、他の好きなことを作って欲しい」という保護者さまからのオーダーはお断りしております。あくまで子どもがその時好きでやりたいことを優先します。

好きの先にあるものを一緒に見つける
 →例えばレゴ好きな子が将来マイクラ好きになったり、電車好きな子が路線図から地図好きになったり、その子の好きなことを深く理解した上で今後好きになる可能性のあるものを探します。

NHK「未来へ17actionTV」でBranchを取り上げていただきました!

NHK総合「未来へ17actionTV」でBranchが紹介されました。

SDGsの17目標をテーマに、取り組みをしている人たちを対象とした番組の一貫です。
特に「質の高い教育をみんなに」というSDGsの目標に沿って、Branchのビジョンでもある「子どもの好きを伸ばす」ことを軸とした内容となっています。※NHKオンラインに登録している方は過去の番組も見ることができます。

■10分版「未来へ17actionTV」

■5分版「未来スイッチ」

いかがでしたか?
Branch roomでは、現在も体験や新規利用を受け付けております。
ご興味を持たれた方は、ご利用の流れ | Branch (branchkids.jp) をご確認ください。

また、不登校や発達障害に関する情報も発信しておりますので、他の記事もぜひご覧ください!

発達障害や不登校の子の「友だちができる。安心できる居場所」とは?

Branchでは、もう1つのサービスとして、不登校・発達障害があるお子さま向けの「学校外で友だちができる」オンラインフリースクールを運営していて、以下のような特徴があります。

  1. 「不登校」や「発達障害」などで悩まれている保護者の方達がなんでも自由に悩みや困りごとを相談できる安心できるコミュニティや、家族以外の人との関わりが減ってしまった不登校のお子さま達が自分の「好きなこと」をきっかけに安心できる居場所や、友達ができるようなサービス。
  2. NHKや日テレなど多くのメディアにも紹介され、本田秀夫先生との対談や、厚生労働省のイベントの登壇実績もあり、サービス継続率は約95%以上。
  3. 小学校低学年のお子さまはもちろん、どんな子でも楽しく参加できるようにスタッフがお子さま一人ひとりに寄り添ったサポートを徹底。

もっと詳しく知りたい 》

Branchオンラインフリースクールは1ヶ月無料体験ができるので、ご利用を迷われている方は一度お気軽に無料面談予約をお申し込みください。

「学校外で友だちができる」Branchオンラインフリースクール

【Branch公式LINE】役立つ子育て情報を配信中!

不登校・発達障害がある子向け

Branchコミュニティ

Branchで解決できること

 研修を受け、発達障害の特性にも理解があるスタッフが献身的にサポート

 自分の「好き」から 遊べるイベントが盛り沢山

 特性に沿ったお子さまのサポート方法をスタッフが一緒に考案します

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ライター/著者プロフイール

京都大学医学部人間健康科学科卒、資格:作業療法士 保育士
精神科病院、療育、訪問看護での勤務歴あり。経験を活かして、柔軟に創造的に、お子さんと関わっていきます。私自身とてもマイペースな子どもだったのですが、納得いくまで取り組むことを尊重し見守ってくれた大人の存在は、今でも心の支えです。 私もお子さんの可能性を信じ、個性に寄り添い、安心できるお話し相手になれたらと思います。そしてご家族のサポートも行っていきたいです。好きなことは、歌・ウクレレ・手芸・ヨガなど。ジブリや絵本の世界観、生き物や自然を観察することも大好きです!

会社概要

Company

社名

株式会社WOODY


代表取締役

中里祐次


設立

2013年11月11日


所在地

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Sodacco 2T02


株主

㈱サイバーエージェント、㈱ウィザス、ANRI、レジェンドパートナーズ、笠原健治氏、乙武洋匡氏、佐藤裕介氏、古川健介氏、中里、その他エンジェル投資家


会社概要

Company

社名

株式会社WOODY


代表取締役

中里祐次


設立

2013年11月11日


所在地

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Sodacco 2T02


株主

㈱サイバーエージェント、㈱ウィザス、ANRI、レジェンドパートナーズ、笠原健治氏、乙武洋匡氏、佐藤裕介氏、古川健介氏、中里、その他エンジェル投資家


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