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子どもの爪噛み – 「どうして起こるの?」「このままで大丈夫?」に応える当事者の声

子どもの爪噛み癖について、 不安に思っていらっしゃる保護者の方も多いと思います。

今回は、Branchオンラインフリースクールの中で、実際に爪噛み癖のあったスタッフや保護者さんから「大人になった当事者の気持ち」を聞くことができました。

また、改善に向かったきっかけも伺うことができたので、ご紹介していきます。

目次

子どもの爪噛みに関連するエピソード

保護者さん方の頭を悩ませている、子どもの爪噛み。こんな事例が挙がりました。

  • 手も足も爪噛み。皮も食べちゃう。何年も爪切りしていません。
  • 服の首辺りを噛む。テーブルをかじっている時期もありました。
  • 指しゃぶり、シーツかじり…口の中が落ちつかないらしい。
  • 使い終わったストローは大体ボロボロ。
  • マスクを噛むのですぐ穴があく。
  • ボイチャのコードを噛みながらゲームしている。噛むことで落ち着くのかなと思いつつ、コード類はつい怒ってしまう。
  • 同級生の中でひとり爪噛みしている我が子の姿を参観日で見ると悲しくなった記憶があります。

爪の周囲の皮膚をいじってしまうことも多いようですね。

  • 自分で指の皮をむいてしまったのに、痛くて怒っている。
  • かさぶたが気になって、寝るときに触って剥がして、朝起きたらシーツが血だらけ。

口腔内の刺激を求める行動もあるようです。

  • レゴの小さいパーツとかを口の中でコロコロするのが好きみたい。気づくとやっていて、いつか飲み込みそうで怖いです。
  • 炭酸やスルメが大好き。
  • 超ハードグミと、ガム好きですね…

作業療法士の視点で捉える、要因と対処

〈スタッフ:小堀しおん〉

爪や物を噛む行動というのは、刺激によって「脳の覚醒や情緒を保っている」という背景も大きいです。

噛みたい欲求を今すぐ抑えるのは難しいので、対処としてはとにかく代替手段見守ることとなります。噛むことを想定した弾力のある鉛筆キャップ、ガムやグミなど。あとは、命に別状のないものなら噛んでもある程度は仕方ないと目をつぶりましょう。

なるべく集中できる時間や対象を増やすというのもひとつの策です。

大人になると多少落ち着くとは思いますが、傾向は残るので、その欲求がタバコなどに流れるケースもありそうですね。

大人になるまでに、フォーマルな場で限られた時間だけは、爪噛みを我慢できるようになれたらいいのだと思います。

保護者さんが試した対処法エトセトラ

  • 一度、爪かみ防止用のマニキュアを試してみましたが、問題なく噛んでました(笑)
  • 病院でクリームもらったけど、効果無くて諦めました。 
  • 指の皮がむけると、痛くて自分で絆創膏付けて、また剥がすの繰り返し。
  • 透明フィルムをつけてますが、上から噛みます。 化膿しないように気を付けます。
  • シリコン製の噛める鉛筆キャップを注文したけど、娘には硬すぎたみたい。星型やハート型のASD用のカミカミも見たことがあります。
  • 噛むおもちゃを買ったら間違えて犬用だったという笑い話が(笑)
  • 歯医者さんにいつも怒られてマウスピースをしてるけど、無意識に外すし、寝てる間は口に指が入っていたりして、悩まされています。
  • 赤ちゃん用の木製の歯固めを買ったこともありました。(使ってくれなかったけど) 
  • 怒ると余計にするので、あまり言わないように気を付けてます。
  • ガムを噛んで落ち着くことがあります。 味がなくなってもずっと噛んでます。

少し成長したお子さんの様子

  • 今は物を噛んでしまうクセは減りましたが、なんかずっと独り言みたいな言葉になっていないような声を出しています。
  • 中学生の息子は、深爪なので、薬を出すときや指先を使うときに難しくて、爪を噛んだことを少し後悔すると言ってます。 そういう振り返りするにつれて、無くなるのかなと。

大人になった当事者の話

精神的に負荷がかかると爪を剥くという行動をよく取っていた〈Branchスタッフ〉

爪噛みの話題で自分も当事者なので一つの参考として捉えていただけるといいかな思いお話しします。

自分も小さい頃からずっと爪を噛んでまして、おそらく高校生くらいまではやっていたかと思います。あまりその行為が印象良くないことだとは自覚していたようで、あまり人前でやることは少なかった記憶があります。(家族の前ではやってた)

大人になった今でも(現在28歳)、爪を剥く行動は残っていて、爪は短いままです…これでも最近は改善してきましたが。

また、爪噛みの理由もなんとなく理解していて、精神的に負荷がかかると爪を剥くという行動をよく取っていました。特に試験中など限られた時間でパフォーマンスを出さなきゃいけないような状況だと顕著で、試験後には机の上に爪の欠片がたくさんなんてことも多々ありました…

なのであくまで自分の例の行動原理としては口の中の感覚刺激を欲しているというよりかは、しおんさんの仰ってる通り刺激によって情緒を保っているというふうに理解しています。

そして、実は最近とても改善したきっかけがあったので紹介ですが。そのきっかけがゲームでした。 楽しいと思いながらゲームをしているとストレス発散になるのか、かれこれ2〜3ヶ月程爪を剥く癖が治っていて、少しずつまともな状態に近づいています。 自分の場合はゲームをずっとやっている必要はなくて、好きなゲームを気の済むまで(1〜2時間)やったらOKという感じでした。

他にも楽器演奏にハマってた時期とかも爪剥かなくなったみたいなこともあったので、何かに集中できることをやるというのが個人的な解決策として適していたのかなと思っています。

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大人になってジェルネイルしたり、爪をきれいにするようになったら噛まなくなった〈Branchユーザーの保護者さん〉

私も保育園の頃からカミカミしてる当事者でした。

保育園バッグのヒモはボロボロ、爪もささくれも気になって噛んだりいじったり。噛みすぎて深爪してバイ菌入って膿んだり…。

成長してきてクセだとわかってもなかなかやめられず、でも人前ではやらないで一人でいるときにまた噛んじゃった~などしてました。大人になってジェルネイルしたり、爪をきれいにするようになったらやらなくなりました。でも、なにもしてないと今も、噛まなくてもいじっちゃうクセはありますね。なのでネイルシールを頻繁にかえてます。

長男も手足の爪はしばらく切ってないです。手の皮がむけてがさがさになったのをみて、さすがにここまでくるとバイ菌が入ったら危ないかも、と話したら皮膚はやめてくれました。

最近は弟に注意されて、何度も決意して爪かみやめようとしてるけど、なかなか爪は伸びません。 スルメ、ガム、グミ、炭酸水、ぜんぶ大好きです(笑)

当事者の話を聞いて…

「情緒のバロメーター」として見守る

すごく参考になります!ありがとうございます。 息子のカミカミも、確かに増えたり減ったりの波があって、やっぱり学校に行けなくなった頃はクッションの四隅をずっとカミカミチューチューしてて、クッション常に濡れてたな…と思い出しました。 息子の情緒バロメーターとして観察しつつ、大らかめに見守って行きたいなーと思います!

夢中になれるものに取り組む

当事者さんのお話も聞けて参考になりました!ありがとうございました! 確かにゲームに集中している時は爪噛みしてないかも。 スライム作りにハマっていた時もしてなかったかもなぁ。 刺激欲求、不安緊張解消、手持ちぶさたな所もありますかね。 噛みすぎて痛みを訴えて来る時もありますが、バイ菌だけ気をつけて、あとはあまり気にしないでおきます。

自分なりの対処を見つけていける

いかがでしたか?

爪噛みの背景は個人によって様々かとは思いますが、成長するにつれて、徐々に自分の行動の要因を自覚してカバーできる方法を見つけたり、場面に応じてON/OFFができるようになったりと、対処していけるようです。

もし、現状でお子さんの指先の傷や化膿、精神的なストレスなどが心配な時は、かかりつけの医師に相談してみるのもひとつの方法かと思います。

Branchオンラインフリースクールでは、発達障害や不登校のお子さんの子育てに関して、日常的な疑問や悩みごとなどを気軽に相談することができます。

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ライター:小堀 紫苑

京都大学医学部人間健康科学科卒、資格:作業療法士 保育士
精神科病院、療育、訪問看護での勤務歴あり。経験を活かして、柔軟に創造的に、お子さんと関わっていきます。私自身とてもマイペースな子どもだったのですが、納得いくまで取り組むことを尊重し見守ってくれた大人の存在は、今でも心の支えです。 私もお子さんの可能性を信じ、個性に寄り添い、安心できるお話し相手になれたらと思います。そしてご家族のサポートも行っていきたいです。好きなことは、歌・ウクレレ・手芸・ヨガなど。ジブリや絵本の世界観、生き物や自然を観察することも大好きです!

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