Branchオンラインフリースクールの利用前と利用後でお子さまとご家庭にどのように変化があったか、保護者さまからのアンケートを元にまとめました。
利用前のものはサービス利用前にアンケートを送付して回答、利用後は利用開始から半年以上経った方にアンケートを送付して回答頂いています。
※2023年4月時点で半年以上利用している利用者さまにアンケートを実施。回答人数117名。
お子さんの変化
01 生について:「死にたい」「自分なんていなくなればいいんだ」「生まれてこなければよかった」などの発言
01 の理由や補足をご記載ください
- 「全く言っていない」:2~3年前は毎日言っていた
- 「たまに言っている」:何か上手くいかなくてカッとなった時に、ごくごく稀に言ったことがあります
- 「この1ヶ月は言っていない」:学校が1番辛かった時(一年前位)に「いなくなればいい」と言いましたがその後は言わなくなりました。
- 「たまに言っている」:死にたいとは言いませんが、認知が歪み人間嫌いになっているので、人間の存在を否定する発言、自分自身も人間であることが嫌だ、といった発言はあります。些細なきっかけでも気分が落ち込むと発言が多くなります。
- 「全く言っていない」:不登校当初は生きていたくないという発言も見られたが、最近はほとんどないと思います。
02 自傷行為:自分の頭をたたく、自分のお尻をたたく、自分の髪の毛をひっぱる、など
02 の理由や補足をご記載ください
- 「全くしていない」:不登校当初は頭をたたたくことがありましたが、最近は見られません。
- 「全くしていない」:自尊心が傷つかないようにするための環境調整や支援がうまく働いているのかなと思います。
- 「全くしていない」:自傷行為と言えるかわからないが、指の皮膚をたまにむくときがある。主に手持ち無沙汰な時。
- 「たまにしている(月に1回以上)」:月に一回もありませんが、先日、頭を叩くことがありました。 年が明けてから、寒さのためか(原因はまだはっきりわからない)外出しなくなってしまって、これまでに無かった出来事に大人側が動揺、悩んだことで、息子なりに自責の念を強くさせてしまったものと推測。
- 「たまにしている(月に1回以上)」:以前は頭を叩いていましたが、この数ヶ月無く安心していたら先日ピアノのレッスン中プレッシャーになった部分があったのか頭を叩く事がありました。
- 「たまにしている(月に1回以上)」:手の指の皮をむく、爪をかじって切るなどが、まだたまにあります。
- 「たまにしている(月に1回以上)」:たまに血が出るぐらい爪噛みをしてしまう
03 頭やお腹などが痛くなるか(身体的な要因がはっきりしないもの)
03 の理由や補足をご記載ください
- 「頻繁になる(週に1回以上)」:お腹は頻繁に痛くなります。理由は不明です。
- 「たまになる(月に1回以上)」:クラスの声の大きな子が苦手なようです。出来てないことを大きな声で言われるのがつらくてお腹が痛い、学校行きたくないという日がありました。
- 「この1か月はない」:ほとんど無いのですが、最近1度だけ、療育の料理でレタスを食べた時に頭が痛いと言っていました。(前日に家で自分で作ったときは「うまい!!」と食べていたのですが。当日のドレッシングが合わなかったようです。様子がおかしく、具合が悪いのかなと思ったのですが、レタスがとても苦痛だったとの事です。)
- 「全くならない」:運動不足のためか疲労感が常にあるようです。何かすると頻繁に疲れを訴えます。
- 「たまになる(月に1回以上)」:身体あちこちが痛くなる事がしばしば見られますが、おそらく強迫症により精神的に不安になる事が原因だと思います。
04 食欲はあるか
04 の理由や補足をご記載ください
- 「きちんと食べている」:3食食べてます。偏食も少しあります。
- 「この1か月はきちんと食べている」:元々少食ですし、食べられるものが少ないので、「きちんと」と言う部分に当てはまるかはわかりませんが、お腹は空きますし、好きなものなら食べます。ほぼおやつで満たす日もありますが。
- 「きちんと食べている」:服薬をやめた事が少し関係していそうです
05 癇癪、怒る、パニックになる、などの時はあるか
05 の理由や補足をご記載ください
- 「全くならない」:ゲームの中ではあるようで、暴言を発しているときもあります。
- 「たまになる(月に1回以上)」:父に遊んでもらえなかった時など家庭内のみです。
- 「この1ヶ月はなっていない」:手のひらにトゲが刺さった時に、近所中に響き渡る悲鳴と泣き声でパニックでした(夜中です)。 私に抜かせず自分で取ろうとして。結局私がさっくり抜いたらすぐに泣き止み「君すごいね」とケロっとしました。
- 「頻繁になる(週に1回以上)」:漢字学習をしている時に頻繁に癇癪を起こします。やりたくないけどやらなければならない、という意識が本人にあり、それがストレスになっているように思います。
- 「頻繁になる(週に1回以上)」:ここ最近また強迫症状がひどくなっており、家族を巻き込む事が多いので、家族が本人の期待通りの行動を取らないとパニックになります。
06 睡眠:眠ることができているか
06 の理由や補足をご記載ください
- 「きちんと寝ている」:メラトベルという薬を処方されています
- 「きちんと寝ている」:睡眠時間としては充分だが、寝る時間が安定しない(昼夜逆転になる)
- 「いつも睡眠が不安定(週に1回以上)」:昨年8月からエビリファイを服用し、寝入りはかなりよくなりました。ただ夜間に何度か起きているようです。
07 表情について
07 の理由や補足をご記載ください
- 「いつもよく笑っている、楽しそうだ」:落ち込むことはたまにあるようですが、自分の中で折り合いをつけられるようになりました。
- 「いつもよく笑っている、楽しそうだ」:怒っているか、楽しそうにしているか、です。
- 「この1ヶ月はよく笑っている、楽しそうだ」:大人側が外出したがらない現状を受け入れると笑顔が戻ってきました。
周りに認められたり、褒められたりする機会がありますか(ご家族以外で)
08 の理由や補足をご記載ください
- 「認められてるし、褒められる機会がある(月に1回以上)」:ブランチのスタッフの皆さんによく褒めていただいていると思います。
- 「頻繁に認められて、褒められる機会がある(週に1回以上)」:いつも私(母)のことを励ましてくれている。
- 「頻繁に認められて、褒められる機会がある(週に1回以上)」:理解ある先生と友達のおかげで、楽しそう。
09 できることは増えていますか
09 できることが増えている場合、どんなことができるようになったか分かる範囲でご記載ください。
- 「3ヶ月前に比べてできることが増えている」:一人での外出
- 「3ヶ月前に比べてできることが増えている」:ゴミの分別、料理の手伝い、食べ物のチャレンジ など
- 「3ヶ月前に比べてできることが増えている」:この3ヶ月限定ではないですが、不登校になってから、お手伝い、一人で電車に乗ってフリースクールや習い事に行くなどできるようになりました。
- 「3ヶ月前に比べてできることがとても増えている」:校門まででも毎朝ちゃんと行ける様になりました。最近は生徒達がいる時間でも学校探索に入れる様になったり図工の時間は入れる回数が増えてきました。
10 活動量の変化:外に出る、走る、などの変化について
10 の理由や補足をご記載ください
- 「よく外にでかけていたり、よく走っていたりする」:1人で電車を撮りに東京駅や上野駅に出かけ、目的の電車を撮りに行く。学校では朝トレーニングがあるので、週2回は走っている。
- 「あまり外に出たがらない」:最近体重増え、数人の人にそれを指摘されてからあまり外に出たがらなくなったしまった。「痩せたら出る」と言っている。
- 「この1ヶ月はよく外に出かけていたり、よく走っていたりする」:県の相談員さんと良い関係性が築けてきており、一緒に公園などに遊びに行ったりする機会が出来た。親的には服薬をやめた事も少し関係していそうな気がしています。
11 友人や相談できる人がいるか(オンライン、オフラインどちらでも)(Branch関係者含む)
11 どんな友人がいるか(学校、Branchなど)、相談できる人はどんな人か書ける範囲でご記載ください。
- 「2名以上いる」:学校の友人で放課後によくフォートナイトで遊ぶメンバーが3〜4人。ブランチの友達は○○さん、○○さんと遊ぶ時がとても楽しそう。
- 「2名以上いる」:小1の時の友達と、保育園の時の友達がいます。今月は遊べていません。 相談は苦手で、する事はほとんどありませんが、困った時やわからない時に、先生に聞けるようになりました。
- 「2名以上いる」:ブランチで繋がった仲間と毎日オンラインゲームしている
12 行動範囲:定期的に行く場所、つながっている場所はあるか(オンライン含む)(学校、フリースクール、放課後デイ、祖父母宅、友人宅、塾、オンラインイベント、Branch roomなど)
12 の理由と補足、また行動範囲が広がっている場合どんな場所とつながったかご記載ください。
- 「家の外の場所で1つ定期的に行く場所、つながってる場所がある」:児童精神科の先生と1ヶ月に1度、電話で話をする。
- 「家の外の場所で1つ定期的に行く場所、つながってる場所がある」:オンラインでメンターさんとの繋がり
- 「家の外の場所で2つ以上定期的に行く場所、つながってる場所がある」:朝の学校と図工の時間は行く様にしています。Branch roomはいつも楽しみに通っています。3Dプリンターの教室に通い始め楽しそうにしています。
13 自分自身の得意・不得意、合う環境・避けたい場面などを言語化できるか、またそれにそって行動できているか(苦手な場所を把握して近づかない、など)
13 言語化できている場合、どんなことを言語化できるようになったかご記載ください。またそれにそった行動もご記載ください。
- 「言語化できているか不明(保護者様側で把握できていない)」:学校の制服は着心地がよくない、と校長先生に伝えた→その時の対応で、2年は行かないと決めたようにも思える。それだけではないが、その一言を伝えたら、校長先生からは学校にくれば○○、来なくてもいいよ、みたいな話を一方的に話されて、○○のことを知りたいという様子は感じられず、来るか来ないか決めてくれればよい、と話された。
- 「言語化できているし、それにそって行動できている」:これまで同様「それ以上言わないで、パニックになるから」 「疲れたから明日やるね(ハート)」とめちゃくちゃ可愛い言い方をわざとしてきます。これで親が「ぐぅ!」っと撃ち抜かれて、反論できないことを分かった上での作戦です。正直自分の強みを自覚して利用しているのですごいと思っています。 切り替えの悪さを自覚しているようでタイマーを多用しています。 一つの課題でも工程ごとに休憩を挟んで終えるようにしています。それのほうが疲れないようです(例えばお風呂掃除だと①水を抜く②洗剤をかける③洗ってお湯をはる、と分けて5分休憩を挟んで完了させています)。
- 「言語化できているし、それにそって行動できている」:7人以上、人がいる場所は苦手など具体的に苦手面を説明出来るようになりました。フリースクール、習い事、放課後デイは7人以下の場所で調整しています。
14 「○○をやってみたい」「○○にチャレンジしたい」という発言はある
14 どんなことをしてみたいか、チャレンジしたいかご記載ください。
- 「この1ヶ月はよく言っている」:中学校に行きたいと言い出しました。(フィッシャーズの影響で) 本日、ドローン講習のチラシがポストに入っていて、やりたいと言っていました。 遊戯王カード、投資
- 「この1ヶ月はよく言っている」:博物館にいきたい!キャンプしたい!プール行きたい!雪遊びしに行きたい!暇だから公園に行きたい!
- 「あまり言わない」:うどん屋さんに行くと働いてみたいという時があり、店員さんに一緒に働こう!と言われたことかある。
- 「あまり言わない」:(長男)学校行ってみようかなと言い出して、放課後週一で行くようになりました (長女)友達と遊びたいと言ったので一緒にディズニーランドへ行きました
15 目標:やりたいことの見通しが立っている、目標がありそれに向けて行動している
15 目標や見通しがある場合、どんな目標や見通しかご記載ください。またどんな行動かもご記載ください。
- 「目標や見通しがあり、それにそって行動している」:ポケモンの日本大会本戦を目指していて、育成を頑張っています
- 「目標や見通しはおそらくない(保護者様側では把握していない)」:漠然と先輩の後についていきたい感があるように思う。まだ具体化していないような気がする。
- 「目標や見通しは立てたが、行動はしていない」:「外に出るのが嫌いだから、大人になったらリモートワークしたい→そのためにパソコンの練習とか勉強する」と言っています。プログラミングの習い事や、通信教育もイヤイヤながらも頑張っています。
■保護者さん / ご家族の変化
01 悩みや課題を相談できる相手はいますか
01の理由や補足をご記載ください
- 「複数人いる」:心理士の妹、ほか不登校での集まり。ママ友。大学からの友人など。
- 「複数人いる」:母親、リタリコの先生、友人
- 「複数人いる」:不登校になる前から様子がおかしくなっていたので、その頃から、LITALICOライフの担当、スクールカウンセラー、教育相談室、医者、Branch、居場所、フリースクールなど、相談先がどんどん増えていきました。私も育休中になんとか道筋をつけたいと思い、色々頼り相談しまくりました。
- 「複数人いる」:Branch、カウンセラー(2名)、心療内科、弁護士、行政の無料相談、不登校児を持つ近所の友人
02 お子様の好きなことの理解
02の理由や補足をご記載ください
- 「好きなことを理解しているし、その好きなことで一緒に遊んだり、一緒に学んだりしている」:父親とポケカやプールを楽しんでいます。最近、母は一緒に遊ぶことが少ないかもです。
- 「好きなことを理解している」:私自身はゲームが出来ないのですが(酔ってしまいます…)父親が週末に一緒にゲームしたり工作をしてくれています。
- 「好きなことを理解しているし、その好きなことで一緒に遊んだり、一緒に学んだりしている」:一緒に遊ぼうと誘われる。遊ぶ相手が家族しかいないため。
03 お子様に対して不安や焦りはありますか
03の理由や補足をご記載ください
- 「ある」:不安はつねに。ただ、毎日幸せだなと感じています。
- 「ある」:本人に学校や友達付き合いへの憧れがあるようなので、この先集団生活に戻れるのか、何かすべきことはないのか、考えてしまうことが多いです。
- 「ある」:過干渉な祖父母や夫が息子への接し方を変えるべきことを理解していないこと。精神的落ち込みの解決に時間がかかりそうなこと。フリースクールも新たな検討をしなければならないなど息子の事でサポートすべき事はあるものの、来月には私が復職するので、時間の余裕がなくなること。
- 「あまりない」:挨拶やお礼、会話など、家族以外とも出来ること。笑顔が増え的がこと。勉強や将来に不安がないといえば嘘になりますが、本人が楽しそうに過ごしたり、何かにチャレンジしてみたいと言うようになったことがとても嬉しいです。それがあれば、大丈夫だなと、漠然としたものですが、感じています。
- 「あまりない」:年末年始くらいから、将来が分かるわけでもないし悩んでも仕方ないなと、表面的ではなく、思えるようになってきた。 子どもに余計な一言を言わずに、見守ることができるようになってきたように思う。
04 保護者様:ご自身の好きなこと、やりたいことができていますか
04の理由や補足をご記載ください
- 「できている」:父親は信長の野望創造にとってもハマっています。朝まで身じろぎせずにやっていた事もあり驚きました。スプラでは怒声がすごかったので、こっちの方が良いです笑 母親はやりたいこといっぱいありますが行動がともないません。
- 「できている」:6月中旬から休職しているので、そろそろ働きたいと思っているが現実的にどうしたらよいか迷っている。平日の日中、何も気にせずショッピングに行ったり、ランチをしたり、自分の好きなことだけしていたい。
- 「できていない」:体調がわるくなかなかやりたいことができない、やりたいことが思い浮かばないことが多い。今年は気力体力をつけて読書の趣味を復活させたいです。
- 「できている」:家族に迷惑かけることが気がかりな中でも、どうしてもやりたいことはやるように考えを変えました。
05 ご家族:ご自身が感じているお子様に対するお困りごと(課題)をご家族の方も理解していると感じていますか
05の理由や補足をご記載ください
- 「理解している」:祖父母から理解を得られることが難しい
- 「理解している」:課題をゆっくり話す時間もあまりないので、理解してると思うが、明確に擦り合わせることはたまーにしかない。
- 「理解している」:夫は話せば分かるのですが、日常的に関わりの多い過干渉気味の義実家の理解がなく、不安です。
06 ご家族:お子様の好きなことややりたいことをご家族も理解していると感じていますか
06の理由や補足をご記載ください
- 「理解している」:色々な検査結果やBranchのレポートも活用しながら理解を深めつつあります。
- 「理解している」:ゲームやYouTubeで息子が得た情報の話し相手は夫の方が分かるので良き話し相手になっている
- 「とてもよく理解している」:週末、一緒に遊んでくれています。
発達障害や不登校の子の「友だちができる。安心できる居場所」とは?
Branchでは、1つの解決策として、不登校・発達障害があるお子さま向けの「学校外で友だちができる」オンラインフリースクールを運営していて、以下のような特徴があります。
- 家族以外の人との関わりが減ってしまった不登校のお子さま達が自分の「好きなこと」をきっかけに安心できる居場所や、友達ができるようなサービス。
- NHKや日テレなど多くのメディアにも紹介され、本田秀夫先生との対談や、厚生労働省のイベントの登壇実績もあり、サービス継続率は約95%以上。
- 小学校低学年のお子さまはもちろん、どんな子でも楽しく参加できるようにスタッフがお子さま一人ひとりに寄り添ったサポートを徹底。
Branchオンラインフリースクールは1ヶ月無料体験ができるので、ご利用を迷われている方は一度お気軽に無料面談予約をお申し込みください。