不登校になったお子さんは、どのように居場所を見つけていったのでしょうか?また、保護者の方はどのようにお子さんと関わっていたのでしょうか?
今回は「今まさに子どもが学校行き渋りだ」「今まさに不登校になった」というご家庭の方に向けて、他のご家庭はどうやって情報を見つけ、居場所を見つけ、どのようにお子さんが変化していったかをインタビューいたしました。
今回は不登校のお子さんがいらっしゃるご家庭の保護者に「お子さんが所属感を感じている居場所はありますか?ある場合は、どんな場所か詳しく教えてください。」とお聞きした際の回答をまとめます。
お子さんが所属感を感じている居場所はありますか?ある場合は、どんな場所か詳しく教えてください。
Branch保護者の方からの回答
- ・Branchと、そこで繋がったお友達数人のグループ(上の子)
・犬を含めた自分の家族と、Branchで知り合ったお友達(下の子) - ブランチさん。夢中教室さん。(オンラインのみ)
- ブランチ、きんたろうキャンプ
弟はフリースクールや、上記キャンプにも誘ってみますが人目が極度に気になる様子。フリースクールなどは学校に行けてないことが実感されるから?と聞いてみるとうなずく。 - 劇団に入り、そこが一番の居場所のようです
- 今はBranchが居場所だと思います。
- 次男について。就学前まで通っていた「自主保育」のお友達とは今も繋がっていて、居場所となっているかなと思います。また、最近はサッカーが再熱して取り組んでいて、以前通っていた単発のサッカー教室にたまに行っています。
その他は、今のところ家族以外になさそうです。
長男について。同じ小学校だったお友達1人と、今もほぼ毎日フォートナイトを一緒にやっています。それ以外には、就学前に通っていた「自主保育」のお友達との繋がりがあります。
また、長男は、私(母親)の実家によく行きたがります。肌に合うのかもしれません。 - ブランチ
- Branch、アトリエ教室、星山スタジオ、通級、ライブに行きファンの人たちと交流すること。
- ○担任の先生に週一回程度、放課後に会いに行くことで、先生は自分を認めてくれている、という気持ちがあります。ほんのりした所属感かと思います。
○branchのメンターさんに対して心を開き、つながりを感じています。branchコミュニティに参加していないので、所属感とは少し違うかもしれませんが。
○家庭内では、自分がいることが家族にとってプラスなんだ、という感覚をもってくれるようになりました。所属感というより安心感かもしれませんが、これがない時期は何をしてもダメでした。 - 学校の支援教室や、ブランチの部活動などオンライン上。
- Branchです。Branchのおかげでずっと欲しかったお友達ができました。
毎朝、今日は遊べるかな?とか○○くんはどこに住んでるんだろう、会ってみたいななど言っていたりまた何か他の人たちに見てもらいたいときは○○をおひろめ場に投稿して!など嬉しそうに言っています。 - Coder dojo(コーダー道場)。プログラミング好きの子供達の同好会。大人のメンターの方がいて、月に1回場所を借りて開いてくれている。
- ない。本人も必要性を感じてない様子。
- わからなかったので、本人に聞いてみたら、テラテック(オンラインゲーム)に所属感を感じているということでした。(所属感ってそういうことじゃないような気も…!?こんな回答でよいのでしょうか…)
所属感を感じている集団みたいなものはないかもしれませんが、自分が好きで得意で没頭できるもの(テラテック、ガンプラ、ロブロックスなど)がある
それを一緒に遊べるオンライン上のお友達がいる
自分の話をじっくり聞いてくれる大人がいる(We are Buddiesのバディさん、夢中教室の先生)
のは本人の居場所と言えるのかな?と思います。 - フリースクールに週3で通ってます。
すぐ近所にあり、基本好きに過ごせるところで、iPadでゲームもオッケーです。
うちの町の1番古い時代の青年団(祭りを行う団体)だった方でだんじりのグッズもくれたり、昭和の町祭りのDVDなども貸してくれたり、町の青年団情報も色々教えてくれます。うちの子は、だんじり祭りが大好きなのでとても喜んでいました。
通っている子は、今のところうちの子だけなので、つきっきりでずっと一緒にゲームしてくれてます。
元校長なので、教育大からのボランティアさんを何人か集めて、日替わりで遊んでくれてます。
子供が望めば、科学館や芋掘りなど、お出かけもしてくれるそうです。(うちの子は望みません…)しかもお値段1ヶ月で1万2千円という破格の安さ。
学校とのやりとりもしてくれて、出席扱いにもなっています。(ゲームしてるだけなのに…)
子供はとてもフリースクールの先生を信頼してます。家族以外にも本当の自分をだせ、信頼できる人と出会えて良かったです。
フリースクールの先生は、フリースクールに通っているから良いと学校には思ってほしくないそうです。
どんな子でも安心して学校に通えるように、学校を変えていかないといけないと言ってました。
もし、子供が学校に行きたいとなった時の為に、いつでも安心して通えるように、合理的配慮や、どのような学び方ができるかなど、学校と話し合い、出来ることは協力してくれるそうです。 - 家族だと思います。習い事や療育施設など行く場所はあるのですが、どこにいても疎外感は感じているようです。
- ブランチの部活で好きなゲーム等について、他の子どもとやりとりすることは楽しんでいるようです。また時々行く不登校児向けキャンプも楽しんで行けています。ただ所属感まで持てているかは分かりません。
- 今のところ、これといったところはないです。
- まだ、正直、無い。
- 市の適応指導教室(小4から小6が使用できる)です。1人1人個別の能力に応じて行う内容を考えてくれます。やりたくなければやらずに自分の好きなことをやることもできます。行く時間も無理せず自分が行ける時間に行きます。子どもたちが何で遊ぶか考え遊ぶ時間があります。娘はその時間は友達と仲良くなれるきっかけになるので好きだと話しています。
- 正直、まだありません。でも、ブランチに入ってから、楽しそうに話しながらゲームする時間ができています。合気道に、気の合う子がいますが、、、その子には会いたくても合気道に行かなくなり、全く会えていません。
- ブランチのみです。
- 放課後等デイサービス
- 所属感とまではいってない気もしますが、不登校になった直後の外や他者への恐怖心でふさぎ込んでいた時期に比べると、Branchの部活や放課後の学校の図書室など抵抗感少なく参加できる場は徐々に広がってきました。
- 放デイ、フリースクール、ブランチ
- フリースクール。週1回5時間、お弁当を持っていってます。息子の大好きなSwitchを持って行ってよいのが決め手でした。来月、初めて卒業遠足に参加します。
Branch。今の息子があるのは、Branchで様々な経験を積めたからだと思います。ありのままの自分を受け入れてくれたこと。オンラインでも楽しく遊べる(怒ったり傷ついたりもありましたが)仲間ができたこと。そして自分を必要としてくれる人たちに出会えたこと。感謝しかありません。 - 今はあまりないのかなと感じる。友達と遊べなくて僕は幸せじゃない‼️😭と言ったりするので…
- Branchです。ゲームを通じてお友達ができました。自分の好きなことを応援してくれる大人(スタッフや保護者)が沢山います。
- 特になし。(学校に週一回放課後登校と教育相談センターでプレイセラピーを受けてますが、どちらも行きたい場所ではなく休みがちです。)
- 兄 ブランチ
弟 放課後デイ、ブランチ - 学校の支援級→自分のペースを尊重してもらえる。丁寧に説明してもらえる。頭ごなしな指導がない。先生が優しい。
Branch→好きなことを好きなようにできる。とにかく楽しい。メンターさんが優しい。 - Branchはじめて一ヶ月ちょっとですが、居場所にはなっていると思います。
それまでは、川崎の放課後等デイサービスに週1、2でいっていました、その時も、楽しんでいました。
SNSでアンケートにお応え頂いた保護者の方からの回答
- 特になし。
- 今はない気がします
- 保健室、寄り添いや教室への付き添いなど橋渡しをしてくれる
- 家庭以外なし
- 現在は通信制高校ですが、卒業後はリアルでは医療のみを希望。主な居場所はオンラインゲームの友人たちとのSNS
- ない。
- サバゲーのフィールド。ゆるいけど、同じ趣味を持つ大人たちが、温かく関わってくれます。
- ありません。
幼稚園の頃から習い事も全拒否です。仲の良いお友達がたくさんいるボーイスカウトに一時通ってましたが、しばらくするとめんどくさい、と行かなくなりました。決められたことをすることが、やはり苦手なのかなと思います。
現在は学校以外の居場所はありません。 - 家庭しかないかも。
- 前の学校 遠いので会えず今はとくになし
- 学校での様子から学校ではなし。
家以外では今のところないと思います。 - 今は友達ができ、よかったです。
- デイサービス
発達障害の子供達が通えるデイサービス - 家以外ないと思います。本人も望んでいないようです。
- なし
- 家庭や療育先
- オンラインフリースクールに出会い、共感的で全受容してもらえる環境のなか、不登校の仲間もできて、「ここは『かがみの孤城』みたいだ」と笑顔に。身体症状もなくなり、元気になりました。
- オンラインの習い事、放課後等デイサービス、放課後近所の子供たちと外で遊ぶ
- 特にないですが、最近は絵画教室、整体
- 現在はないかもしれない
- 家庭のみです。
- 現在、学校以外の居場所がなく復学できない場合の居場所を探しています。
- ・月3回ほど登校している小学校の保健室
・アートセラピーの習い事(月2回) - 学童保育 療育 学校
- オンラインのゲームの習い事、branchのお友達
- 今はないです。
- 放課後等デイサービス
- 放課後デイ
- 支援級のクラス、療育
みなさま、アンケートへのご回答ありがとうございました。
次へ:居場所を得た後、お子さんはどのように変化しましたか?:不登校でも居場所はあるよ – アンケート集
発達障害や不登校の子の「友だちができる。安心できる居場所」とは?
Branchでも1つの解決策として、不登校・発達障害があるお子さま向けの「学校外で友だちができる」オンラインフリースクールを運営していて、以下のような特徴があります。
- 「発達障害」や「不登校」で悩まれている保護者の方達がなんでも自由に悩みや困りごとを相談できる安心できるコミュニティや、家族以外の人との関わりが減ってしまった不登校のお子さま達が自分の「好きなこと」をきっかけに安心できる居場所や、友だちができるようなサービス。
- NHKや日テレなど多くのメディアにも紹介され、本田秀夫先生との対談や、厚生労働省のイベントの登壇実績もあり、サービス継続率は約95%以上。
- 小学校低学年のお子さまはもちろん、どんな子でも楽しく参加できるようにスタッフがお子さま一人ひとりに寄り添ったサポートを徹底。
Branchオンラインフリースクールは1ヶ月無料体験ができるので、ご利用を迷われている方は一度お気軽に無料面談予約をお申し込みください。
「学校外で友だちができる」Branchオンラインフリースクール
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