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幼稚園・保育園などの園生活で、どんな困りごとがありましたか?「幼稚園の時から激しい行き渋りがありました」

発達障害や不登校のお子さんが集うBranchでは、ご家庭の様々なお困りごとについて話し合われています。

今回は「幼稚園・保育園でのお困りごと」についてです。

目次

幼稚園・保育園などの園生活で、どんな困りごとがありましたか?

幼稚園・保育園の時は特に問題がなかった

  • モンテッソーリの園に通い、転居後も、似た自由保育の園に通園していた為、特性が目立たず、当時の事を振り返ってみますと、逆に、本人のよい部分を伸ばして頂いたと思います。特性は見逃されていたんだろうと思いますが、ホントに、のびのびとしながらも、特性以外の部分も自然と底上げされていた位でした。分け隔てなく見てくださった、当時の先生方に感謝しています。
  • 実は保育園ではあまり困りごとがありませんでした。すごく子供をよく見て、対話をしてくれる園で、行き渋りもほとんどありませんでした!ただ、保育園以外のイレギュラーな場所で癇癪があったり、ルールを守れなかったりという困りごとがあり、あれ他の子とちょっと違うかな、と思っていました。
    (余談ですが、娘が学芸会の演目を決める時にクラスで1人だけどうしても大泥棒の劇をやりたいと言った時も、じっくりと向き合ってくれ、納得するまで待っていてくれるような、本当に素敵な保育園でした)
  • 園風が、裸足で伸び伸び好きなことが好きなだけできる環境だったので、すごく本人に合っていました。
    幼稚園の時に、ペットボトルのキャップを集めることにハマり、いろんなスーパーを探し回ったのはいい思い出です。思い返せば、その頃からこだわりが人並みはずれてるなと思っていました。

おおらかで、良いところを伸ばす風潮の園に通っていて、特性が目立たなかった / 困りごとがなかったというご家庭もいらっしゃいました。

激しい行き渋りなど、困りごとがあった

逆に、困りごとがあったご家庭はどのような困りごとがあったのでしょうか。
以下にアンケート結果を記載します。

  • 激しい行き渋りがありました
  • 行き渋りはなかったけれど、年少年中時は園庭での一人遊びに夢中になり、いつまでも遊びたがり、先生に抱きかかえられて泣きながら教室に連れていかれる日常。お友達を叩いたり、モノを投げたり、トラブルも多く、クラスで一番くらいに注意されていました。お弁当を皆と一緒の部屋で食べることができず、別室で食べていた時期あり。
    年少時、運動会は行進を始めすべての行事を拒否して、先生に半ば無理に参加させられていた。
    年長の時は予想外に全ての行事に参加し、リレーも頑張って走り、先生方や保護者の方達にびっくりされました。加配の先生にはとても懐いて、その方の存在があって通えていた感があります。本人は辛い想い出が多く、自己評価がすごく低くなっていたので、何の未練もなく卒園しました。
  • 3歳の時幼児教室に入ったが、遊びと他の活動との切り替えがうまくできなかったり、みんなと同じ活動が同じタイミングでできないことが多かった。その時の先生から市の心理相談を勧められ、その後定期的に通うことができたので、幼稚園は入園時から加配で先生がついてくれた。
  • お友達と遊ぶ時に、自分の物を貸せない。譲れない自分が作ったルールを強要する。当時は「我が強過ぎる」と思い、毎日叱ってばかりでした。
  • 長男は特になし。次男は、参観日はあまり先生の遊びに参加せずに自分のペースで遊んでたのが気になり、担任に発達相談の事を聞いたが特に言われなかった。体操教室も入ったが、集団行動できずやめた。しかし、小学校への引き継ぎで、幼稚園の先生からは「加配の対象児でもあり、発達が気になる」との事。小学校へ入学してから私は聞いたので、それで、卒園していたが、幼稚園の先生に様子を改めて聞くと、やはり発達障害の特性に似た行動があったようだ。うちの幼稚園は保護者に積極的に言わない園でした。
  • 保育園の2歳時クラスで担任の先生から「順番を待てずに一番にこだわる。一斉指示が通らない。必ず3歳児検診で相談してください」と強めに指摘をされました。
    私自身は、男の子はこんなものかな?という気持ちと、どうも他のお子さんと違う気がするという違和感の狭間で揺れていたので、保育園の先生から強く言ってもらえて助かりました。その後すぐ療育センターに繋がりました。
    療育に繋がりながらも、年長の頃には、相手が何気なく言った言葉を悪口と勘違いし「○○くんのうんちうんちうんちー!」と大声で叫んだり、たまたまお友達とぶつかってしまうと必要以上に怒る(パニックを起こす)ことがよくありました。本人は、私が感じる以上に困っていたのだと思います。
  • 毎日登園しぶり、発表会や運動会が大嫌い
    今やっていることをやめる、という切り替えが苦手なので集団行動が常に遅れがち
  • 年長の秋から登園渋りが始まり、遠足と発表会以外はほとんど通えなかった
  • 年少さんでは、幼稚園バスに乗りたがらず、わたしと別れる時は一生のお別れくらい騒いでました。スポーツフェスや運動会、お遊戯会は年少、年中はほとんど参加できませんでした。ようやく年長になり、いろいろなイベントごとに参加できるようになりました。
  • 見通しが持てなかったからか心ここに在らずな様子で何をするにも一番遅く、時間に追われるのを嫌い、思い通りにならないと癇癪を起こしていました。避難訓練を怖がったりも。
  • 朝の支度に時間がかかる、遅刻する。友達ができないと言っていました
  • 年少は少し落ち着きがないと言われる程度だった。
    年中になると、集団行動に入れなくなってきた。(朝のミーティングは、部屋の隅のブックコーナーに寝そべる。体操の時間は、カーテンの中に隠れながらこっそり動きを見たり、後ろをウロウロ走る。フルーツバスケットみたいなレクは、参加せずに椅子を動かすなどの裏方として参加。)
    年長は、ミーティングは後ろだけれどなんとか輪に入るようになる。就学を見据えて、毎月テーマのある絵を描く時間が出来るが、最初は取り組めず、画用紙の隅にテーマとは関係のない絵を小さく描くのが精一杯だったが、担任の配慮があり、後半はテーマ通りの絵を画用紙に大きく描けるようになった。
    年少~年長の3年間、運動会と演劇会の練習は後ろから見てるだけで参加せず(完璧主義なため、間違えるのが嫌だった)。けれども総練習からは参加して、本番はそれなりにできていた。
  • 年少時、言葉で自分の気持ちを伝えられず、お友達に手が出てしまうことが数回ありました。
  • 登園渋り。
  • 初めてのイベントの時に戸惑うことがありました。(見通しが立つようにサポートしてもらっていました)
  • 入園当初から朝のバスに乗るのを嫌がりました。担任の先生からは「どんなお子さんも夏休み前には落ち着いて来ますよ」と言われましたが、結局一年間続きました。ただ幼稚園に行ってしまえば、それなりにお友達とも関わって遊んでいました。
    年中に上がる時に父親の転勤に伴い転園した際には、毎朝園庭で行う体操を拒否して遊具の上に逃げていました。転園したばかりでしたし先生やお友達からも比較的温かく見守ってもらい、しばらくしたら皆んなと一緒にできる様になりました。
    いまだに理由はわかりませんが、転園したタイミングで朝のバスにもすんなり乗るようになりました。
  • ①モノの管理ができない ②順番を守れない ③指示を聞いていない(ように見える) ④集団行動を嫌う(みんなで一緒に同じことをするより、好きなときに好きなことをしていたい) ⑤好きな友だちへの接触が多く(抱きつきなど)相手が嫌がっていても距離が取れない ⑥口が達者でクラスメイトや先生の反応を気にせず喋りたいときに喋りたいだけ喋ってしまう ⑦席についていられない ⑧姿勢を保持できない(着座したまま上半身をダラーンとする)⑨貧乏ゆすりや手遊びを止められない、などです。12歳の中1になった今、②⑤⑥以外は無くなりましたが、それ以外は当時のままです。ちなみに、54歳の夫も②⑤⑥⑧以外は同じです。
  • 本人の困りごとというよりも、集団に馴染めなかった様子です。
    我が家では「下駄箱トラップ」と読んでいますが、昇降口で30分佇んでいました外履きを脱ぎ下駄箱に入れ、上履きを取り出し、上履きに履き替えるという一連の動作が全くできませんでした。理由は恐らく周りの子どもたちの動きが気になって注意力散漫が発動していたんだと思います。
    同じ理由で、運動会や音楽会などの保護者が参観する行事では、保護者が気になって心ここに在らずで終始ぼんやり、何も手につかないという様子でした。
  • 保育園に行くとき3歳直前まで泣きながら通っていたこと。母親と離れるのが嫌で、別れ際大泣き。ただ離れるとお友達もたくさんいて、楽しく過ごしていました。重くなってきた泣いている息子を連れていくのが苦行で、もう仕事辞めるしかないか、と本気で思ったら急に泣かないで行けるようになり、仕事を続けられました。
    4歳のときの運動会は出たくないと主張し、出ませんでした。人前で踊ったりするのが嫌だったみたいです。

発達障害や不登校のお子さんの場合、園時代も困りごとのあったご家庭が多かったです。
下記にまとめます。

  1. 行き渋り
  2. 母子分離不安:母親と別れる際に大泣きする
  3. 順番を守れない。1番にこだわる。
  4. 集団行動ができない。
  5. 初めてのことが不安で逃げたり、パニックになったりする。
  6. 間違えるのが嫌で、人前の行動を割ける。
  7. 指示が通らない。反応が無い。
  8. 物を人に貸すことができない。
  9. 姿勢を保てない。

上記のような状況がある場合、発達の特性があり、今後発達障害と診断される場合がありそうです。

どのように対応すれば良いか

そういった特性が見えた場合、どのように対応すれば良いでしょうか?

特性次第で、幼稚園/保育園/小学校に行けなくなる可能性があります。

  • 3歳児健診などで発達の特性がないか検査する
  • 発達障害と診断されたり、特性があると言われた場合、相談先や居場所を探す

Branchでは、そういった場合にどんな居場所や相談先があるか、記事にまとめていますので、参考にしてみてください。

また、学校の行き渋りには前段階があります。
そちらについても記事にまとめています。

発達障害や不登校の子の「友だちができる。安心できる居場所」とは?

Branchでも1つの解決策として、不登校・発達障害があるお子さま向けの「学校外で友だちができる」オンラインフリースクールを運営していて、以下のような特徴があります。

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 特性に沿ったお子さまのサポート方法をスタッフが一緒に考案します

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ライター/著者プロフイール

中里 祐次のアバター 中里 祐次 代表取締役

Branch代表。早稲田大学卒業後、㈱サイバーエージェント入社。子会社の役員など約7年勤めた後にサイバーエージェントから投資を受ける形で独立。自分の子どもがレゴが好きで、東大レゴ部の方に会いに行った時に目をキラキラさせていたのを見てこのサービスを思いつきました。好きなことは、漫画やアニメを見ること、音楽を聞くこと、サウナ、トレイルランニング、かなり多趣味です。Branchの子どもたちに鍛えられて子どもが好きな遊びはたいていできるようになりました。

会社概要

Company

社名

株式会社WOODY


代表取締役

中里祐次


設立

2013年11月11日


所在地

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Sodacco 2T02


株主

㈱サイバーエージェント、㈱ウィザス、ANRI、レジェンドパートナーズ、笠原健治氏、乙武洋匡氏、佐藤裕介氏、古川健介氏、中里、その他エンジェル投資家


会社概要

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社名

株式会社WOODY


代表取締役

中里祐次


設立

2013年11月11日


所在地

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Sodacco 2T02


株主

㈱サイバーエージェント、㈱ウィザス、ANRI、レジェンドパートナーズ、笠原健治氏、乙武洋匡氏、佐藤裕介氏、古川健介氏、中里、その他エンジェル投資家


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