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発達の最近接領域、親はどのように活かせばいいか

お子さんとの関わりや支援の考え方で、よく話題にでる「発達の最近接領域」。

今回は、Branchオンラインフリースクール内で話し合われた内容をまとめます。

目次

発達の最近接領域とは

発達の最近接領域とは、旧ソビエト連邦(ロシア)の心理学者であるヴィゴツキー(Vygotsky)によって提唱された理論です。英語ではZone of Proximal Development(ZPD)と表記されます。

発達の最近接領域とは、現時点で自力で課題を解決できる水準(現下の発達水準)と他者の助けを借りれば解決できる水準(潜在的発達水準)の差を指します。

つまり、既に一人でできることと、まだ自分ではできないことの間にある、一人ではできないけど、外部の助けがあればできる領域のことを指し、この領域での学習が効果的な成長・発達を促すことが期待されています。

ヴィゴツキーの発達理論では、子どもは他者との関わりを通じて発達を遂げると考えられており、できるようになるまで発達を待つのではなく、発達の最近接領域に対して働き掛けることが重要であると考えられています。

具体的には、現時点で解決できる内容より多少難しい課題を与えた上で、助言を与えたり、自分より高い発達水準にある仲間と協同して取り組ませたりすることで課題を達成させるプロセスとなります。

「最初の一歩だけ手伝う」Branch保護者さんの例

Branchの保護者さんにお子さんとの関わりで意識していることを聞きました。

・「◯歳だからこれくらい出来るだろう」と決めつけないようにしています。出来ない事は出来ない。その辺りは最近接領域を意識して、まだこの子には早いと思うようにしています。少し支援があれば出来る事には日々気が向いた時にチャレンジしています。

・最初の一歩がどうしても苦手なので、そこを手伝うようにしてます。
(漢字の書き取りで1画目だけ書いたり、ひっ算の横線だけ書いたり)
過去に頑張って達成できた事を例に出して、今はできなくてもそのうち一人で余裕で出来るようになるよと言い聞かせてます

・親と子で何か決めるときはお互い[同意]して決める。親の考えと子どもの考えは違うので、最初から決めつけないで子どもの意見や話をまず聞きます。

・帰宅後のやるべきこと(宿題など)をついつい口うるさく言い過ぎたり、調子が良さそうだったらやっぱりこっちも取り組んでみたら?といったように、ゴール地点を直前で変更すると異様に怒るので、そういったことをしないように気をつけています。
調子が良い時に「あと少し頑張ればここまで出来るのになー」と親は思いますが、最初に本人が決めたゴールを変更しないように気をつけてます。

・焦らず、待つ。子どもの話をよく聴く、、を心がけてはいます。

「この子にはちょっと無理かもしれない」という課題を与える

「発達の最近接領域」(ZPD)理論は非常に精緻なのですが、理論として完成度が高すぎる為にいざ家庭で実施してみようとなると難易度が高いものです。

簡易にして、下記のようなことに取り組むと良いでしょう。

①観察する:どこが「できること」「支援があればできること」「できないこと」なのか把握する
→できないことの中からサポートがあればできるかもしれないことをリストアップする

②「この子にはちょっと無理かもしれない」「支援があればできること」の課題を与える

③支援をしながら課題をクリアする
→一つ上のステップに行けるサポート(足場)を与える

Branchでは、過去にも下記のような記事を書いております。
「夜驚、腹痛、頭痛、チック」子どものストレス性心身不調への対応策

ライター:中里祐次

Branch代表。早稲田大学卒業後、㈱サイバーエージェント入社。子会社の役員など約7年勤めた後にサイバーエージェントから投資を受ける形で独立。自分の子どもがレゴが好きで、東大レゴ部の方に会いに行った時に目をキラキラさせていたのを見てこのサービスを思いつきました。好きなことは、漫画やアニメを見ること、音楽を聞くこと、サウナ、トレイルランニング、かなり多趣味です。Branchの子どもたちに鍛えられて子どもが好きな遊びはたいていできるようになりました。

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