発達障害や不登校の子どもが集まるBranchオンラインフリースクールでは、必ず最初にお困りごとを保護者の方にお聞きするのですが「話せる友人がいない」「友達がいない」「家族以外とのコミュニケーションがない」という相談を受けることが多々あります。
今回は一般的な「こうすると良いのではないか」という記事ではなく、Branchならではの視点で記事を書いていきたいと思います。
そもそも友だち作りは急がなくてもいい
保護者の方々は自分の子どもに友だちが全くいないと心配になります。
ただ、友だち作りは急がなくても良いです。
- 今のコミュニティ内(学校など)だと共通の趣味を持つ人がいなくて仲良くなりづらいが、好きなものや趣味が似ているコミュニティだと会話ができている
- そもそも1人で黙々と遊んだり学ぶのが好き
上記のような理由があって友だちを作っていない可能性もあります。
同じ年代であることと同じ地域に住んでいることを基準に学校は子どもを集めますが、多様なソースから情報を仕入れている今の子どもたちは好きなことや趣味がバラバラです。
私たち親の世代は、同じ雑誌や同じテレビ番組を見ている率が高かったですが、今の子どもたちは同じ「YouTube好き」だったとしても、見ているチャンネルはバラバラだったりします。TVを家でずっと見ている子もいれば、全く見ない子もいます。メディアは全く見ずにずっとゲームをしている子もいれば、デジタルに全く触れない子もいます。
今の子どもたちは、昔と比較して同地域内同学年内の子同士で共通の話題を探すのが難しい世代だと言えます。
「学校で友達ができないだけ」だったりしませんか?
学校のような巨大なコミュニティの中での交流が苦手でも、好きなことだったり共通の趣味がある子同士だったら話せたり遊べたりすることがあります。
あくまでも学校というのは、住んでいる場所と年齢で集まっているだけですので、性格的に遊びやすかったり、自分の遊びたいことを遊べる子が必ずいるわけではないです。
Branchでは
- 学校では友だちができなかったが、共通の話題があれば友だちができた
- 学校生活では人間不信になり家族以外とコミュニケーションを取れなくなったが、共通の好きなことを通じて他の子と話せるようになった
という事例が多々あります。
オンラインで友達を作ることもできる
更に、コロナ以降は家から出ることのできない日々が続いたこともあり家庭のオンライン化も進み、オンラインで友だちを作る機会も増えてきました。
Branchオンラインフリースクールの利用者さんからは下記のような声を頂いています。
「息子とオンラインフリースクールでつながった友だちたちを見ていると、好きな物を突きつめたいオタク同士が繋がり共有することで自己肯定感が高まっているのだなぁと感じます。また、昔はボイスチャットが苦手でしたが、オンラインフリースクールを通じて慣れてきた様子で、コミュニケーションスキルは確実に上がっていると感じます。」
「息子は、Branchで同年代の子と『どう話したら良いか』の練習ができています。
オンラインフリースクールでのやり取りの経験のお陰でリアルのフリースクールでも友達ができました。」
場所をオンラインに移動すると、場所が関係なくなる分「共通の話題を持った子ども」が見つかりやすくなります。
無理にリアルで友だちができなかったとしても、オンラインで探す方法もあります。
発達障害や不登校の子の「友だちができる。安心できる居場所」とは?
Branchでも1つの解決策として、不登校・発達障害があるお子さま向けの「学校外で友だちができる」オンラインフリースクールを運営していて、以下のような特徴があります。
- 「不登校」や「発達障害」で悩まれている保護者の方達がなんでも自由に悩みや困りごとを相談できる安心できるコミュニティや、家族以外の人との関わりが減ってしまった不登校のお子さま達が自分の「好きなこと」をきっかけに安心できる居場所や、友達ができるようなサービス。
- NHKや日テレなど多くのメディアにも紹介され、本田秀夫先生との対談や、厚生労働省のイベントの登壇実績もあり、サービス継続率は約95%以上。
- 小学校低学年のお子さまはもちろん、どんな子でも楽しく参加できるようにスタッフがお子さま一人ひとりに寄り添ったサポートを徹底。
Branchオンラインフリースクールは1ヶ月無料体験ができるので、ご利用を迷われている方は一度お気軽に無料面談予約をお申し込みください。
「学校外で友だちができる」Branchオンラインフリースクール
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