こんにちは。
不登校や発達障害のお子さんと保護者さんのための居場所、Branchコミュニティです。
先日、以下の質問をいただきました。
大々的に親の会とかを作りたいわけではなくて、同じ学校で不登校の子どもがいるお母さん達と、どうやってか繋がりたいなーと思っています。
何でそういう気持ちになったかというと、このBranch内で皆さんと繋がれて、私自身がとても救われているからです。
それで、身近なところでしんどい気持ちのお母さん達が結構いるはずなのにな。繋がりたい人とだけでも繋がれないかな?と思うようになりました。
もし在籍の学校で、お母さん同士の繋がりがあったり、お話し会などされている方がいらっしゃれば、何かアドバイスなどいただきたいです🍀
その他、連絡交換の仕方や繋がり方のアイデアがあれば、コメントいただけると嬉しいです。
不登校のお子さんを持つ保護者の方は、同じように不登校のご家庭と繋がりを持ち、相談できたり情報交換できると、心強いと思います。
そこで今回は、発達障害や不登校の子が集まるBranchオンラインフリースクールにて、
実際にどのように不登校のご家庭と繋がりを持ったか、不登校の子どもを持つ親のみなさまたちが、この質問に答えてくれました。
ぜひご覧ください。
親の会を利用する
最初の回答は、
親の会を利用する
というもの。
小学校では親の会がありました。
支援級の保護者を中心とした会で、お子さんが不登校の方も来ていました。
年に数回集まる程度でしたが、そこで知り合った人と仲良くなって、情報交換ができました。
会合の案内を紙で配っていたので、学校への配布物への許可を取り(起案書を作成して学校3役の印をもらうという手続きが必要でした)学校の印刷機を借りて、全校児童に配布という手間のかかることをしていました。
PTAの予算ももらっていたので、PTAの会合にも出席して活動報告をするという面倒なこともありました。
最近は、年度始めの1回目の案内だけ印刷して全校生徒に配り、メール会員として登録してもらった人に、以降の案内を直接送る形にしているようです。
中学では、先生からの提案で始まったそうなのですが、親の会的なゆるいお話会「ほっこりカフェ」ができ、季節に1度くらい学校の図書室で集まってお話したり、いっしょにヨガをしたりしています。
お知らせは、学校のお便りがアプリで配信でされているのを使ってPDFのチラシを送る形なので、印刷よりは負担が軽いと思います。
学校の許可は必要だと思いますが、PTAとも関わりがないので気楽そうです。
個人情報の問題もあって、連絡先をやり取りするのは難しいですよね。
一度でも集まる機会が持てると、そこでお互いの連絡先が交換できて良いのですけどね。
チラシには、特に不登校とか支援級とか書いていないのですが、集まってきたのは数人で、支援級や不登校の親たちでした。
スクールカウンセラーに相談する
次の回答は
「スクールカウンセラーに相談する」
というもの。
同じ学校や地域で親同士の繋がりがあるといいなって私も思いながら、なかなか繋がれていません。
たまたま会った付き添い登校してる人に、挨拶するくらい。
地域での不登校カフェみたいなのがあるのですが、活動が月曜のみなのでなかなか都合がつかず。
こども食堂のチラシは学校の下駄箱に貼っていますが、不登校当事者の会などの情報は学校から発信していないです。
共感して増えたら困ると思っているのかな…。
個人情報の問題や、そもそも繋がりたいと思っていない保護者さんもいるかもなので難しいですよね。
同じ不登校(登校しぶり)でも家庭ごとに方針の違いとかあって話すと辛くなる場合もあるから…
そこで思いついたのが、
スクールカウンセラーさんへ相談してみてはいかがでしょうか?
繋がりたいと思っている方にだけ紹介してもらうとか?
学校の許可がいるのか等の詳細は分からないのですが…!
ただ、スクールカウンセラーについては、以下のような声も上がりました。
スクールカウンセラーさんに、他の保護者さんと繋がりができないかなぁと相談を持ちかけたのですが、
なんと…4月で学校のカウンセラーを辞めるかもということでした。
辞める理由として、今の学校教育が変わらないから、自分だけでもアップデートしたい!ということでした。
どうも、カウンセラーさんも学校の消極性に不満が募っていた?ようです。
「学校がしんどい子は来るけど、保護者は来ない。不登校の家庭は、ソーシャルワーカーさんに繋いでるんじゃないかしら?」と、
何となく学校とカウンセラーさんの溝みたいなものを垣間見た感じです…。
不登校家庭との繋がりは、うちだけのようでした。
まあ、完全不登校の家庭は、学校内でうちだけなんですけどね。
このカウンセラーさんは、「良い力を持っているけど繊細な子が、楽しく通える場所や学校に就活する!」と言われていました。
カウンセラーさんも孤独で…学校ってやっぱ閉鎖的なんだなぁと、感じてしまいますね。
地域の施設に相談する
すると、
地域の施設に相談する
という声もあがりました。
スクールカウンセラー以外では何か無いかな?と考えて…
うちの地元には、NPO法人の児童家庭支援センターというのがあり、子どもの困り事について相談にのってくれます。
病院や療育、不登校支援の情報を沢山教えてくれました。
そういう所に「同じ地域の不登校の親と繋がりたい」と相談してみてもいいかもですね。
同じ小学校でなくても、同じ中学校区の方と繋がれるかも!
不登校を前面に出し、近所とつながる。
不登校を前面に出し、近所とつながる。
という声もあがりました。
なかなか同じ学校で、同じような状況の保護者さんとつながるのって難しいですよね。
私の場合は、その気は別になかったんですが結果的に知り合いになれたって感じです。
方法としては「うちの子、学校行ってないんですよ」っていうのを前面に出していたら、同じマンションや、近所の保護者さんから、「最近、うちも実はね…」って声かけてもらったりしました。
それをきっかけに、お茶をして情報交換したりできる方が少しできました。2、3名とか。ありがたいです。
自分の思惑としては、学校の話題とかつらいんで、そういう話題ではあまり話かけられたくないです!ってバリアみたいな感じで伝えてたところがあるんですが、逆にいいこともあったっていう笑
学校には「同じような方いますか?」って聞いても、詳しいことは教えてくれませんでした…!
まとめ
以下のような回答がありましたが、いかがでしょうか?
- 不登校の親とコミュニティでつながるには?
-
親の会を利用する
スクールカウンセラーに相談する
地域の施設に相談する
不登校を前面に出し、近所とつながる
参考になれば幸いです!
「好き」で安心とつながりを育むサードプレイス
この記事を書いているBranchは、不登校・発達障害のお子さま向けの「学校外で友だちができる」Branchコミュニティを運営していて、以下のような特徴があります。
- 「学校行きたくない」という気持ちを抱え、家族以外の人との関わりが減ってしまった不登校のお子さま達が自分の「好きなこと」をきっかけに安心できる居場所や、友達ができるようなサービス。
- NHKや日テレなど多くのメディアにも紹介され、本田秀夫先生との対談や、厚生労働省のイベントの登壇実績もあり、サービス継続率は約95%以上。
- 小学校低学年のお子さまはもちろん、どんな子でも楽しく参加できるようにスタッフがお子さま一人ひとりに寄り添ったサポートを徹底。
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