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不登校の子どもの在籍校とのやり取り「担任だけではなく、寄り添ってくれる窓口をどこか見つける」

不登校のお子さんを持つ保護者の方の「在籍校へのやり取り」。

手間だったり、心理的プレッシャーもあったり、担任の先生と合わなかったり、保護者の方の負担が大きいです。

発達障害や不登校のお悩みを抱えるご家庭が集まるBranchのオンラインコミュニティで、このような質問が来ました。

“在籍校とのやり取りについて質問させてください!

私は、以前担任の先生が放課後登校をすすめてくださっていたのですが、なかなか息子の気持ちが向かなくて行けず、私から欠席連絡の電話をすると「理由を言ってください、なんかあるはずですよね」とキツめに詰問されて(発達凸凹は理由として認められず)、よくよく聞いていくと上司の先生に報告するために記載できる「理由」が必要だったらしい…ということがあり。

なんか「この人と話してても…あかん…ストレスになるだけだ…」と心の底からガックリ来てしまい、今は完全に没交渉になっています。

が、家庭教師の先生とお話していて、学校とのやり取りはしておいた方がいいんじゃないかと言われて、「そろそろ頑張ってみるか…でもすごいストレス感じるし、近い未来に行けるようになるとも思えないし、何のためにどのくらい頑張ればよいのだろう…」という気持ちになってしまい。

今は不登校だけど、担任の先生と状況の共有とかされている方がいらっしゃったら、どういうことを目的に、どういうことをされているのか、よかったら教えてください!”

不登校の子とBranch roomにて

この質問に対して、現在の「小学校に対してどのように対応しているか」から、進学後の「中学ではどうなのか」と具体的なお話がBranchの保護者の方から集まりました。

目次

在籍小学校への連絡

窓口を変える

Aさん

“理解のない先生と話すのは、すごくメンタルやられますよね…。

担任は変えられないので、窓口を変えてもらうのはいかがですか?
学年主任、副担任、養護教諭、スクールカウンセラー、特別支援コーディネーター、etc…。
校長or副校長に、しんどい理由も含めて「担任と合わない」と話したら変えてもらえると思うのですが…。

ちなみにダブル不登校の現在の我が家は、

・中1息子(学区外、支援級):担任から月1で電話、定期テストの時に家庭訪問(2ヶ月に1回くらい)。状況確認程度。
・小5娘(学区内、普通級):週1スクールカウンセラーに会うため放課後登校。その帰りに職員室前で担任と雑談(マイクラの話)。

昔、どうしても合わない息子の担任に「すみません、話したくないので電話してこないでください」とお願いしたこともあります。

その時は通級の先生が窓口になってくれてました(他校なのに‪w)。
どうしても学校とやり取りしないといけないのなら、お母さんが辛くない形にしたいですよね! “

事務的な手続き窓口を決め、担任とは配布物受け取りのみ

Bさん

“うちの例です。うちは完全不登校歴が長めで、学校に復帰する予定がなく、適応指導教室をメインにしているため、担任とやりとりは、配布物のみで、そのほか事務的な手続きは、副校長先生が窓口になっています。もともと担任とは支援をめぐって理解が得られないと思って、適応指導教室に行くことにしたので、担任とは、もう話すことはないという感じでした。 “

校長先生との個別対応「家族以外の人との関係を作るため」

Cさん

“うちは週1回、校長先生と個別対応の時間を午前中につくってもらい、校長室で過ごしています。今年の担任は個別に連絡はしてこないので挨拶もしたことがないです。

学校とやりとりする目的は、本人が「個別なら学校行ってもいいよ」と言って楽しんでいるのでお願いしています。家族以外の人と関係をつくることが一番の目的です。二番目は、不登校状態の子どもに対して、学校と協力してどう対応するのか一緒に考えて欲しいと思っています。今の校長は話を重ねるうちに、色々考えてくれはじめているように感じるので、このままたまに問いかけたりし続けてみようかなと思ってます。

ただ、先生によっては対話にならない方もいて、私が疲弊する場合はやめようかと…。

親元気でいることはほんとに重要だとつくづく思います!

登校時間前の朝早くに登校して担任に会い、授業の内容を教えてもらう

Dさん

“うちは朝早くだけ(登校時間の20分くらい前)私と一緒に登校して、担任に会っています
子供の集団が怖いので、登校時間中は別室に隠れて過ごし、生徒のあらかたが学校に入った後にササーッと帰宅しています。

授業の内容をざっくり教えてもらい、家でできる部分を選んで勉強するのに助かっています。毎朝歩くのも目的の1つです。
登校刺激を一切しない、安心して会える担任なので毎朝続いています。先生によって対応が全然ちがうのですよね。以前は頻繁に登校刺激があって辛くて行けなくなりました。来年どうなるかは未知数です。”

Branch roomにて

在籍中学校への連絡

「教育的ニーズを話し合う」

Eさん

“皆さん中学在籍校へはご自身で連絡を取られるのでしょうか?教育委員会の在籍小学校担当者に、中学校に早めに連絡とって状況をお伝えしたいですといったら、「その必要なし」と。「え?じゃあどうしたらいいの?」となってしまいました。勝手に電話すればいいのかな?”

Fさん

“私も「必要ない」と言われて、文部科学省の資料「障がいのある児童生徒の就学先決定について(手続きの流れ)」を見せて、「彼の教育的ニーズを話し合うのは、法律で決まってるのでは?」と訴えての流れで、来週は教育委員会と小・中の先生と私との話し合いです。うちの場合は巡回相談の先生は味方になってくれていて、根回しをして下さいます。”

事後報告的にご挨拶に伺う

Gさん

“身の振り方がはっきりと決まる年明けから年度末くらいに、事後報告的に、ご挨拶に伺おうかなと思っています。

すでに、学区の学校に進む場合は、給食費の振り込みの手続きが早々と来ていました。

また、フリースクールに行かれる場合は、出席日数の件もあるため、フリースクールの担当者も在籍中学と面談されるとかいてありました、パンフレットに。

制服問題もありますね。”

在籍中学校への具体的な連絡と手続き

Hさん

“我が家の場合は、

① 区から「あなたの息子さんはこの学校に進みます」みたいな学区通知が来ました。秋くらいだったでしょうか。
② 2月半ば頃、在籍予定中学に こちらから電話をして、

副校長に

・フリースクールへ行くこと
・在籍中への出席は予定していないこと

を伝えたうえで、入学前に必要な手続きなどがないか確認しました。

この時点では「給食も不要と言うことでこの電話で承ったので、特に何も必要ありません」ということでした。

ただし、学校側から学校名簿に名前を載せて良いかどうかなどを口頭で確認されました。名簿に掲載しておくメリット・デメリットはいまいちよくわからなかったのですが、インターに行っている在籍生もいる学校でもあり、副校長の方から「じゃあ、インターや他のフリースクールに行っているお子さんたちと同じようにしておきましょうか」と提案があったので、そうしていただくようお願いしました。名簿にあったことで、息子を含めた数名の「在籍のみ」のお子さんの名前が入学式で呼ばれたそうです。

③ 入学後、在籍中の担任から挨拶をかねたお電話をいただき、日程調整のうえ、教科書や学生証の受け取りなどをし、学校管理職ともご挨拶しました(母のみ)。

フリースクールへの提出書類に、フリースクールの「学習状況報告書」を在籍中学へメール送付する宛先が必要だったので、副校長にメアドを記入してもらいました

生徒情報登録書など、在籍生としての必要書面を記入し学校に提出しています。PTAは非加入です。

④ 6月頃、健康診断(身体測定・内科・歯科・尿検査など)を、欠席者と同じように指定医で受けられるよう手配いただいて、必要な書面を受け取ったり、尿検査を提出したりしました。また、本人が放課後時間に在籍中に出向き、保健室で身体測定や聴力・視力検査を受け、担任や副校長と挨拶をしました。

⑤ 1学期終わりに通知表を取りに行きました。ここでフリースクールの出席数が在籍中の出席数にカウントされていないことに気づきました(こちらから申し出ていなかった)。担任に相談したところ、すぐに校長と話してくださり(都は ここが校長裁量)フリースクールの出席数を成績表の出席日数に反映した版を再発行くださいました。

⑥  ほかにも、たまに在籍中の担任から確認のお電話をいただくことがあります。基本的には、在籍生の権利に関わることで「○○できますが、どうしますか?」「○○が配られますが、どうしますか?」「○○の集団購入がありますが買いますか?」という確認です。

必要なものがあればもらいに行く感じです。

在籍中学は、情緒級の拠点校のせいか、管理職も理解があって「お母さんは心配かもしれないけど、思春期に心の無理をさせて良いことなんて何も無いから焦らないで。○○に合わないなど、何かあったらいつでもこちらに顔を出してください」と言ってくれるような校長先生たちなので、心理的にはとても安心感があります。

あと担任が新卒なのですが、若いぶん不登校やフリースクール選択にとても理解があるし、「僕も勉強になります!」と言ってくれるような方で…。恵まれた地域だなあと思っています。”

以上です。いかがでしょうか?

学校によってさまざま。

ただ、担任の先生だけを窓口とするよりも、みなさま努力してご自身にあった窓口を見つけているようです。

また、ご自身のご家庭に必要なものは何か具体的に認識できていると良いですね。

事務的な手続きだけで良いのか、学校にも「家族以外のつながり」を求めるのか。

Branchでは「学校への行き渋り」や「不登校」の記事を複数執筆しております。

よろしければご覧くださいませ。

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​​【学年別】不登校のきっかけと対応、利用した支援やその後の変化 – 当事者・保護者インタビュー記事まとめ

「どうして教室にいられないんだろう?」不登校・発達障害の親子それぞれの困り事と対応 – Branch保護者座談会 前編

保護者が選ぶ、不登校ブログ9選―親・支援者・当事者それぞれの視点で目的別に紹介

発達障害・不登校の子どものために、保護者ができること。知っておきたい考え方と相談先

ライター&調査:中里祐次

Branch代表。早稲田大学卒業後、㈱サイバーエージェント入社。子会社の役員など約7年勤めた後にサイバーエージェントから投資を受ける形で独立。自分の子どもがレゴが好きで、東大レゴ部の方に会いに行った時に目をキラキラさせていたのを見てこのサービスを思いつきました。好きなことは、漫画やアニメを見ること、音楽を聞くこと、サウナ、トレイルランニング、かなり多趣味です。Branchの子どもたちに鍛えられて子どもが好きな遊びはたいていできるようになりました。

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