「好き」で自信を創り、「好き」で社会とつながるというビジョンに共感したからです。そのきっかけとなったのは自閉症である姉の存在です。私は小・中学生のときに姉のことを家族として受け入れることができませんでした。突然叫んだり、服を脱いでしまう姉と一緒にいると肩身の狭い思いをしてきたからです。しかし、大学に入って様々な経験をするうちに、実の姉を疎ましいと思う自分に違和感を抱くようになりました。「能力」ではなく「好き」を伸ばすことができれば、姉はもっと自由に生きることができるし、姉だけでなく全ての人が自由に生きることに繋がるかもしれない。Branchならばそのような社会に近づくことができると感じて、協力したいと思いました。

読書、カメラ、サッカー、登山、PCゲーム

私には重度自閉症の姉がいます。小・中学生のときは周囲と異なる姉のことで悩んだり、嫌な気持ちをした経験があります。でもそれは、周囲が決めた「普通」に姉や自分自身を当てはめようとしたからだと思うようになりました。「好き」という気持ちは「普通」という縛りに負けないパワーになるはずです。お子さんだけでなく、ご家族のみなさんが「好き」を育てられるような場所にしたいです。