私が今、東京藝術大学で表現を行っているその原点は、発達障害の同級生との出会いにあります。外でみんなで遊ぶことができずにいるその子のために絵を描いた時、とても喜んでもらいました。当時、芸術嫌いな私でしたが、その喜ぶ姿を見た時、芸術の道へ進むことを決めました。自分の作ったもので誰かが喜んでくれるということが、感じたことのないくらいの喜びを私に与えてくれたのです。しかし、気がつけば今は自分のために表現活動を行っている自分がいます。そうではなく、私の芸術の原点であり、つくることの喜びを教えてくれた彼らに、今度は私から何かできることはないかと。いや、むしろ協力させてほしいと強く想い、Branchに参加させていただきました。また、私自身の幼少期、変人扱いされ孤独にあったに自分に、このような先生の存在があれば、どれだけ良かったかと考える次第です。私と同じような孤独を味わってほしくない、もっともっと自分の大好きな分野で輝いてほしい、そんな願いのもと協力することにいたしました。
現代アート(それに基づく制作と思考)
写真
植物学
細菌の培養
鉱物制作の実験
バスケ
アコースティックギター
一部ですが作品の写真です。
https://drive.google.com/open?id=0B3DvzbdDbXQgeFhMUGt4YmdfZm8
変人扱いされることは悪いことではないと、私は昔から思い続けています。それは、個性が輝いて他の人には眩しすぎるだけなのです。ただ、よくないことは孤独なことです。素敵な才能や個性を孤独で埋もれさせないよう、そして、より一層輝けるようお手伝いできたらと思っています。よろしくお願い致します。